バンコクから日帰りで!タイで最も美しい滝「エラワン滝」

JTBタイ支店
Rattiya

「タイで最も美しい滝」と呼ばれる滝をご存知ですか?バンコクの西、鉄道で有名なカンチャナブリーからほど近いエラワン国立公園には、「エラワンの滝」と呼ばれる、荒々しくも美しい滝があり、何段にもなって流れ落ちる雄大さや美しい水の色で知られています。
この周囲はトレッキングコースが整備されていて、緑の中での散策にぴったり。エラワンの滝の魅力や行き方を、JTB現地スタッフがご案内しましょう。

マイナスイオンを浴びながらのトレッキング

エラワンの滝が流れているエラワン国立公園は、バンコクの西にあるカンチャナブリーから約65km北上したところにあります。
エラワンの滝は全長1500mという長さで、公園入口から奥に向かって、高さを少しずつ変えながら、7段の滝が連なっています。
7つの滝はそれぞれ個性があって、ゆるやかに落ちていくものや、滝つぼで泳ぎたくなってしまう深いもの、岩肌を滑るように美しく落ちていくものまでさまざま。
入口近くの1の滝から3の滝までは道が舗装されていて歩きやすいので、初心者や体力にあまり自信がない人も、マイナスイオンを存分に浴びながら、楽しんで進んでいけます。
3の滝を超えると、道は木道や段差のある山道になっていきます。少々きつく感じるかもしれませんが、がんばって登っていると見えてくる4~7の滝は、そのごほうびともいえる美しさと楽しさです。
ゆっくりと上り下りして、およそ3時間のコースです。

ミルキーブルーな水の色が美しい!



エラワンの滝のもうひとつの魅力は、その水の色です。乳白色、そしてそこに水色の絵の具を流したような美しいグラデーションに染まる滝に、思わず歓声が上がってしまいます。
この白濁した色の理由は石灰岩。石灰質の大地から水に溶け、美しい乳白色の川となって流れ落ちるのです。
川の下の岩も白っぽくなっていて、ちょっと鍾乳洞の中にいるような気分になります。

乳白色の水とは言っても透明度は高く、多くの魚が泳いでいるのがよく見えます。
この魚たち、「ドクターフィッシュ」と呼ばれ、足を水の中に入れると、寄ってきて古い角質など食べてくれます。最初はちょっと驚くかもしれませんが、慣れると魚が当たってくる感じが、ちょっとクセになるかもしれません。

バンコクから行くならカンチャナブリを経由して

エラワン国立公園を訪れるなら、個人でバンコクから行く場合は、カンチャナブリを経由するのが一般的です。

バンコク~カンチャナブリ
…バスで約3時間(南バスターミナルより)
カンチャナブリ~エラワン国立公園
…公園行きのバスで約1時間半

バスのほか、列車でも行けます。
トンブリー(Thonburi)駅~カンチャナブリ駅
…約2時間40分 ※ナム・トック(Nam Tok)方面行き列車

せっかくなので、エラワン国立公園に行く途中のカンチャナブリで、映画「戦場にかける橋」の舞台ともなったクウェー川鉄橋を通過してみたり、泰緬鉄道に乗ってみるのもおすすめです!

映画の舞台ともなったクウェー川鉄橋。

滝に行くときの注意点


  • 滝からの水しぶきが飛んできたり、思わず滝つぼに入りたくなったりしますので、濡れてもいい服装で参加しましょう。

  • 3段目の滝以降は、売店やトイレがありません。水などはしっかり用意しておきましょう。

  • 環境保全対策として、2段目の滝より上の滝では、食料の持ち込みができません。違反すると罰金が課せられますのでご注意ください。

  • 2段目の滝で、持参しているペットボトルの本数分、デポジットを払います(1本20バーツ程度)。これはトレッキングから戻ってきたときに持っているボトルの本数分返される仕組みです。空いたペットボトルは必ず持ち帰りましょう。

  • 滝つぼや川に入ることは可能ですが、ロッカーはありません。貴重品などの管理には十分ご注意ください。

  • 上段になるほど勾配もきつく、道も整備されておりません。サンダルでの歩行ではすべり安く危険ですのでおすすめしません。



バンコクから少し足を延ばして、タイの豊かな熱帯雨林と、美しい滝を楽しんでみませんか?JTBではエラワンの滝とカンチャナブリのクウェー川鉄橋見学などを楽しむツアーをご用意しています。そちらもご参照くださいね!

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