タイで楽しもう!ラフティングとエレファント・トレッキング
タイのプーケット島ではマリンアクティビティー三昧!というのが王道中の王道の楽しみ方ですが、実はもっといろいろな魅力があるのをご存じですか?中でも最近注目されているのが、プーケット島と橋でつながっている本土側のパンガー県。複雑な起伏や地形を利用して、ラフティングやエレファント・トレッキングを体験するなど、これまでにない遊び方ができるようになってきました。新しいプーケットのアクティビティーを、JTB現地スタッフがご紹介します!
パンガー県はこんなところ
パンガー県は、プーケットのすぐ北、本土側にある県で、プーケットとは橋で行き来できるようになっています。
海では大小160もの島が散らばり、石灰岩の奇妙な形の岩々が林立するパンガー湾は、映画「007 黄金の銃を持つ男」のロケ地としても知られています。
アンダマン海の沖には国立公園にも指定されている美しい島々があり、世界有数のダイビングエリアとして、ファンを引きつけています。
今回ご紹介するのはそんな美しい海ではなく、海岸線の背後に広がる熱帯雨林。熱帯雨林の奥には緑の濃い木々の合間を、急流の川がいくつも流れていて、そのうちの1つを使っていろいろなアクティビティーを体験するのです。
野生保護区でラフティング
熱帯雨林でのアクティビティーの中でも最近特に注目されているのが、ラフティング。ゴムボートに乗って岩を避けながら急流を下るもので、スリルと迫力は満点!特に雨季のシーズンである6~11月には水量も増して「激流」感がいっそうアップ!5kmを下っていきます。
ヘルメットをかぶり、ライフジャケットを着てゴムボートに乗り込むと、「もしかしたら落ちてしまうかも!?」などという思いが頭に浮かびますが…そこは大丈夫!ゴムボートには、パドルをあやつるパドルガイドが同乗してボートをみごとに操縦してくれるので、安心して激流のスリルを楽しみましょう。
約30分の激流下り、波にもまれ水しぶきに歓声を上げている間に、あっという間に終わってしまいます。 激流下りの後には、車で10分ほどの滝へ行きます。水遊びを楽しみましょう。
なお、5歳未満の幼児は乗れませんのでご注意下さい。

ヘルメットと救命ジャケットをつけたら、さあ出発です!

ラフティングが終わったら、滝遊びへ。
ジャングルでエレファント・トレッキング
プーケット島でもさまざまなエレファント・トレッキングを楽しめますが、パンガー県での楽しみは、何と言っても、うっそうとしたジャングルと木々の中を流れる川辺の魅力。日本ではほとんど見られないゴム林の中を進み、川に沿って踏み固められた散策路をのんびり歩きます。時には象がざぶざぶと川の中に入っていくかもしれませんが、それも楽しいアクシデントです。
象は立ち上がると思いのほか高く、自分で歩くのとはまったく違う景色を見ることができますよ!

川の風を感じながらのんびり散策。

ゴム林の中をのんびり進みます。
未経験でも大丈夫?手荷物はどうする?
ラフティングを経験するのは初めて、という人がほとんどですので、乗船前にはパドルガイドが注意点を詳しく説明してくれます。残念ながら日本語ではありませんが、わかりやすい英語で丁寧に話してくれますので、英語に不安な方でもほとんど心配ありません。
乗船の際にはパドルを手渡されるので、どうさばけばいいのか、ちょっとドキドキするかもしれませんが、実際には乗客がパドルを使うことはほとんどないと言っていいでしょう。
乗船中は2人のパドルガイドがボートを操り、安全かつスリルなラフティングを提供してくれます。
一方、ラフティングや滝遊びの際には、貴重品以外の手荷物をどうすればいいでしょう。
ラフティング乗り場となるキャンプサイトには、そういった手荷物を保管できるロッカーが用意されていますので、不要なものはそこに入れてしまいましょう。
身軽になって、熱帯ならではの自然を満喫してくださいね!
いかがですか?
プーケットでの海遊びにちょっと飽きたら、ジャングルの面白さに出合ってみませんか?今回ご紹介したアクティビティーのほかにも、バギーでのジャングルライディングやジップライニング(鋼鉄のワイヤーと滑車で山を滑り下ること)など、さまざまな楽しみ方があります。現地発ツアーもありますので、ご参考までにどうぞ。

個人用ロッカーも用意。荷物はここに保管できます。