タイ（プーケット）のジャングルで自然を満喫するアクティビティ

リゾートアイランド・プーケットでは、マリンスポーツのアクティビティが充実していますが、最近は豊かな自然と山の起伏を生かした新しいアクティビティが次々と登場しています。
中でも、まるでハヌマーン（猿の神様）のように木から木へと移っていくジップラインが楽しめる「ハヌマン・ワールド」や、ATVバギーを自在に乗りこなすツアーは、これまでにないアトラクションとして大人気となっています。
それぞれの楽しみ方や魅力を、JTB現地スタッフがご案内しましょう！

マリンリゾートが充実するプーケット島で、森のアクティビティとして注目を集めているのが「ハヌマン・ワールド」。プーケットタウンのジャングルに作られたプレイパークで、木の梢から梢へと張られたケーブルを、滑車でターザンのようにつたって滑り下りていく、スリリングなアクティビティです。

数年前にオープンした「フライング・ハヌマン」の支店がこのハヌマン・ワールドで、2016年4月にオープンしたばかり。「ハヌマン」とは、インドの神話に出てくる猿の神様のことで、まるで猿のように木々の間を潜り抜けていくのが魅力です。

設備をもう少し詳しく紹介しましょう。
主なアクティビティには、「ジップライン」と「ローラー・ジップライン」、そして「スカイブリッジ」があります。
「ジップライン」は、その名の通りジップラインと呼ばれるケーブルが木々の間に張り巡らされ、プラットフォームと呼ばれる、樹上に作られた中継場所をたどりながら下っていくスリル満点のアドベンチャーで、プラットフォームの総数はなんと30か所。コースの長さによって、プラットフォーム7か所、16か所、30か所をそれぞれ渡る3つのコースが用意されています。所要時間は、7か所＝30分、16か所＝1時間、30か所＝2時間となっています。

ジップラインだけではありません。
ジップラインよりさらにスピード感があるのが「ローラー・ジップライン」。こちらは約800mのジップラインを2分程度で一気に滑り下りる、まるでジェットコースターのようなアトラクションです。

一方、ジップラインでジャングルを下って行くのはちょっと…とためらう方には、「スカイブリッジ」がお勧めです。プラットフォーム間に渡された高い木製の橋で、歩いて渡っていくことができます。もちろんかなりの高さなので、こちらもなかなかスリリングではあります！

敷地内にはレストランもありますので、食事をしてのんびり過ごすこともできます。

いずれのアクティビティも、4歳以上のお子さんからチャレンジできます。利用する際には、ヘルメットと安全用ハーネスを着用しなければなりません。
またローラー・ジップラインは、体重40kg以下、または100kg以上の人は利用できません。

ジャングルの中なので、虫よけを持参した方がいいでしょう。山の中を思いのほか歩きますので、歩きやすい靴と服装で参加してください。また日差しが強いので日焼け止めもお忘れなく。

ATVの運転を思う存分楽しめるATVツアーも注目され始めているアクティビティです。
ATVとは、「オール・テレイン・ビークル」の略で、全地形対応型4輪バギーのことです。分厚いタイヤを4輪装着した大型モーターバイクのような車両で、ジャングルや川の中をぐいぐい進んでいきます。

ATV未経験者でももちろん大丈夫。インストラクターによる事前講習を受けられますし、運転スキルに合わせたレベルのコースを進んでくれます。
ATVを走行するコースだけでなく、エレファントライディングなどほかのアトラクションも組み合わせたコースなどもあり、様々に楽しむことができます。
参加できるのは8歳以上。運転できるのは16歳以上に限られます。

想像以上に服が汚れることがありますので、汚れても気にならない服装での参加をおすすめします。また虫よけなども持参すると安心です。

いかがですか？マリンアクティビティももちろん楽しいですが、熱帯のジャングルを楽しめるアクティビティもぜひ体験してみてくださいね。