乾季におすすめのタイのシュノーケリング・ダイビングスポット

JTBタイ支店
Rattiya

空気がからっとしてきて雨季が終わりを告げると、プーケットのマリンスポーツはベストシーズンを迎えます。雨季の間は波が高く透明度も低かったアンダマンの海は穏やかになりシュノーケリングやダイビングに最も適した季節になるのです。中でもダイバー憧れのスポットとなっているのがシミラン諸島。なんと乾季の間しか訪れることができない知る人ぞ知るスポットです。シミラン諸島とアンダマン海の乾季の魅力をJTB現地スタッフがご紹介します。

ピピ島周辺の海は、絶好のシュノーケリングスポット

世界のダイバーが憧れる透明度



プーケット島の周辺には大小さまざまな島々が点在し、それぞれがダイバーファン、シュノーケリングファン垂涎のダイブスポットとなっています。今回ご紹介するのは、その中でも抜群の透明度を誇るシミラン諸島です。

シミラン諸島は、プーケットの北西約100kmに位置しています。アンダマン海の島の中でも外洋側にあり、この海域は水深30mまで見通せるすばらしい透明度で知られています。この透明度と生物の種類の多さから、シミラン諸島は周囲約140kmが国立公園に指定され保護されています。世界のダイビングスポットベスト10にも選ばれるなど、オンシーズンを世界中のファンが待ちわびる、知る人ぞ知る超有名スポットなのです。

雨季になるとピピ島など内海の島々に比べさらに波が高くなります。また多様な生物環境を保護するために、シミラン諸島へ行くことができるのは乾季の11月~5月に限られます。

9つの島からなるシミラン諸島



シミランとはマレー語で「9つの」という意味で、その名の通り9つの島々からなる諸島です。それぞれの島が個性にあふれていますが、大きく分けて外海に面する西側では、荒波に削られた岩が連なるダイナミックな景色を楽しめ、島かげにあたる東側では白い砂浜とサンゴ礁の群生を楽しめます。

本格的なダイビングを楽しむなら、船に泊りながら島々を渡っていくダイビングクルーズがおすすめですが、もっと手軽に楽しみたいという方には日帰りのクルーズもあります。シミラン諸島の代表的ないくつかのリーフポイントやロックポイントで下りて、さらに諸島の北側にある「ボン島(コ・ボン)」周辺のダイビングポイントを回るというものです。ボン島周辺はマンタが来ることで知られているので、チャンスがあれば大きなマンタに遭遇できるかも!

シミラン諸島に行くには2つの方法があります。
1つはプーケットのパトンビーチから船で行く方法。およそ3時間かかります。もう1つは、プーケットの北に位置する本土側にある「カオラック」という町からスピードボートで行く方法。こちらは1時間程度で到着します。スピードボートはカオラックのタップラム港から9つの島の1つ、ミアン島を結んでいます。
ちなみに、プーケット国際空港からカオラックまでは、車で50分程度で行くことができます。

内海側ならピピ島へ



シミラン諸島が外洋側のダイビングパラダイスだとしたら、内海側のパラダイスはピピ島でしょう。レオナルド・デカプリオ主演のミステリー映画「ザ・ビーチ」のロケ地となり、その海と景色の美しさが世界的に知られるようになりました。
ピピ島はシミラン諸島とは反対側、南東約45kmにある、6つの島からなる小さな諸島です。雨季の間は波があって透明度も今一つだったピピ島も、乾季になると青く透き通り、ダイビングやシュノーケリングが大いに楽しめるようになります。
6つの島の中でも1番観光客で賑わうのは「ピピ・ドン島」。ピピ島観光の拠点となる島です。シュノーケリングスポットとして知られているのは、映画の舞台ともなった「ピピ・レ島」。この島のマヤベイは、抜群の透明度と魚の多さで知られ、シュノーケリングでも十分楽しむことができます。
プーケットから船で約1時間半で到着します。

いかがですか?
アンダマン海の輝きがいっそう増す乾季の島々で、魅力を存分に楽しんでみてくださいね。JTBではプーケットとその周辺の島々を巡る現地発ツアーを、豊富にご用意しています。ご参考までにどうぞ。

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