一人旅でも楽しめる!シンガポールのおすすめのテーマパーク


ケンケン

シンガポールには、さまざまなタイプのテーマパークが点在しています。ファミリーや三世代親子向け、大人のグループや女子旅など、誰もが楽しめますが、今回は、一人旅でもぜひ訪れたいおすすめテーマパークを2カ所、厳選してJTB現地スタッフがご紹介します。

テーマパークといえば「ユニバーサルスタジオ・シンガポール」が有名ですが、他にもたくさんあります。

シンガポールのテーマパークっていくつあるの?

「いったいシンガポールにはテーマパークがいくつあるのだろう?」
もちろん、テーマパークの定義にもよりますが、はっきりと数を示すのはかなり難しいです。そこで、ざっと思いつくままにリストアップしてみました。

テーマパークと言えば、セントーサ島です。まさに王道の「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」、ウォータースライダーなど水をテーマにしたライド系アトラクションが楽しい「アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク」、その一角にあるイルカと直接触れ合える「ドルフィン・アイランド」、巨大な水槽が圧倒的な存在感を示す水族館「シー・アクアリウム」。

シンガポール中心部には、檻も柵もない野生に近い形で動物を見ることができる「シンガポール動物園」、夜間活動する動物をトラムに乗って間近に見る「ナイトサファリ」、世界の大河の自然環境を再現し淡水生物と川辺の陸生動物に会える「リバーワンダー」、様々なタイプの鳥類を集めた「バードパラダイス」、南国の植物を集め世界遺産にも登録される「シンガポール植物園」、新感覚の近未来型植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」などなど。

このほかにも、マリーナベイ地区を1つの“テーマパーク”と考えるなら、そこには世界最大級の観覧車「シンガポール・フライヤー」があり、マリーナベイ・サンズの地上55階にある「インフィニティプール」(宿泊者のみ)、そして側には先述した「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」があります。

夜にだけオープンするナイトサファリ

水と魚のもつ癒し効果を求めて @ シー・アクアリウム 

のんびりと癒しの時間を過ごせるのが、「シー・アクアリウム」(S.E.A. Aquarium)です。セントーサ島の統合型リゾート「リゾート・ワールド・セントーサ」のマリンライフ・パーク内に位置しています。56もの異なる地域に生息する800種類以上、約10万もの海洋生物に出会える水族館。

これら海洋生物の中には、例えば、マンタやクラリオンエンゼルフィッシュ、サンゴなど80種近くもの絶滅危惧種が含まれます。圧巻は「オープンオーシャン」。世界最大級の巨大水槽で、高さ8.3m、幅は36m!マンタやノコギリエイなどが優雅に泳ぎ、鮮やかな色の魚たちが群れをなして泳ぐ姿にただただ見入るばかりで、時間が経つのも忘れてしまうほど。

存分に海洋生物と水の揺らめきや立ち上がる水泡に癒されたら、この巨大水槽内を眺めながら食事ができるシーフードレストラン「オーシャンレストラン」へ。セレブシェフとして有名なキャット・コーラ氏がプロデュースするレストランで、ランチとディナーを提供しています。

リゾート・ワールド・セントーサ公式サイト(英語)

世界最大規模の水槽オープンオーシャン。癒されつつ、いつまでも見ていられます

未体験ゾーン!豊かな植生を体感 @ ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ 

2つ目は、マリーナベイ地区にある「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」。2012年、今まで見たこともないようなビジュアルの近未来型植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」開業のニュースに世界が度肝を抜かれた、そんな圧倒的な存在感を示す植物のテーマパーク。総面積101haの植物園には高さ20~50m、最高16建てのビルに相当する高さの人口の木「スーパーツリー」が18本も並びます。“幹”の部分に300種以上の植物を15万株も植えこんだ垂直の庭。地上22mの地点には空中遊歩路「OCBCスカイウェイ」が設けられ、歩きながらガーデンやマリーナベイ地区を一望に!

「クラウド・フォレスト」は必ず入場したい巨大な温室のドーム。高さ35mの人口の山は豊かな植生に覆われ、そこから落ちる滝は屋内の滝としては世界一高いのだそう。近寄ると、しぶきがかかってとても気持ちがいいです。霧の中を歩くクラウドウォークでは蘭の花やシダ類など珍しい着生植物を見ることもできます。

春を再現した「フラワー・ドーム」には、地中海地域からオーストラリアや南アフリカ、米カリフォルニアや南アメリカなど世界各地の庭園が再現され、植物約150種、3万株以上が植えられています。色鮮やかな花々だけでなく、様々な種類の多肉植物、バオバブの木や樹齢1000年というオリーブの木などもあって見ごたえたっぷりです。

「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」には、朝の清々しい、気温が上がる前に訪れるか、午後の遅い時間から訪れて夜景を堪能するのがおすすめです。
 
Garden by the bay 公式サイト(英語)

いかがでしょう。ここで紹介した水族館と植物園は何度行っても楽しめるテーマパークであり、絶対に見逃せないマストシーのスポット。

JTBでは、シンガポールのテーマパークで遊ぶ各種オプショナルツアーを取り揃えています。ナイトサファリではマルチランゲージ(日本語)トラムの優先乗車など、ちょっとうれしいサービスも。ぜひご利用ください。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのスーパーツリー

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