ニュージーランドのオークランドでハーバークルーズを体験しよう
オークランドは、屋外でのアクティビティを楽しむのに最適な季節を迎えました。「シティ・オブ・セールズ(帆の街)」の愛称で親しまれるオークランド。マリーナに停泊する無数のヨットとまっすぐに伸びた帆を見ると、この街らしさを感じます。今回は、帆船テッドアシュビー号によるオークランドのハーバークルーズをJTB現地スタッフが紹介します。
ボイジャー・ニュージーランド海洋博物館
テッドアシュビー号は、ヴァイアダクト・ハーバー近くの埠頭にあるボイジャー・ニュージーランド海洋博物館で乗船の手続きをします。同海洋博物館は島国ニュージーランドの海洋史を幅広く紹介。ポリネシア人が航海に用いたカヌー、大航海時代の帆船、ニュージーランドへの移民船、さらには客船やレジャー用ヨットなど航海史を紐解く船が展示されています。
帆船テッドアシュビー号に乗る
帆船テッドアシュビー号は、2本マストの平底ヨット。火~日曜の毎日2回クルーズを行っています。早速、帆船に乗り込み、出帆を待ちました。ある乗組員が大きな声で「ボランティアはいませんかー?」との呼びかけ。数人が手を上げて、みんなで力を合わせてロープを引いてマストに帆を掲げました。この時すでに帆船はエンジンによって停泊地から港の外へ。帆が高々と掲げられると、帆船は風の力でスムーズに進みました。
テッドアシュビー号は約1時間をかけてワイテマタ湾を一周します。途中ハーバーブリッジの下をくぐり抜けるのも一興です。もしかしたら、ハーバーブリッジからのバンジージャンプを楽しむ人が、橋桁からビヨーンと水面めがけて落ちてくるかもしれません。潮風を頬にうけつつ海側から眺めるオークランド市街地景観は、普段目にするそれとは異なり、とても新鮮。青い空と緑の海面、航行するボートやヨットは、まさにオークランドの夏らしい風景です。
帆船によるハーバークルーズでは、体重10kg以上、14歳までの子供向けにライフジャケットを提供しています。残念ながら、体重10kg以下の子供は乗船できません。また、大人には無料で防水ジャケットを貸してくれます。船内には日焼け止めのクリームを常備しているのも嬉しいサービスです。
JTBでは、海洋博物館とハーバーセーリングを楽しむ現地オプショナルツアーを提供しています。ご参考まで。