世界遺産の街マカオの美しいフォトジェニックスポット6選
散策中にふと見上げた建物や、南欧の雰囲気が残された街路と歴史ある教会がとてもフォトジェニックなマカオ。奇抜な外観のカジノリゾートや、世界遺産に登録されるポルトガル時代のノスタルジックな街並みなど、マカオはSNSでアップしたくなるような、写真に収めたいと思うようなスポットが満載です。マカオのインスタ映え間違いなしのエキゾチックなスポット6選をJTB現地スタッフがご紹介します。
優美なファサードを持つ聖ドミニコ教会
マカオ半島の観光拠点としても知られるセナド広場から民政総署を背中にして歩いていくと、突き当りに鮮やかなレモン色の壁に落ち着いた緑色のドアと窓枠、白色のスタッコ(化粧漆喰)で描かれた紋様が優美なファサードを持つ教会が目に入ります。1587年建造の聖ドミニコ教会です。セナド広場から続く石畳(カルサーダス)の波を打つような模様とともに写真に収めると、マカオらしい東西の文化が融合したエキゾチックな雰囲気となりそう。
聖オーガスティン広場とロバート・ホー・トン図書館
民生総署の北側(=建物に向かって右側)の細い坂道(蘇雅利醫生街)を上りきったところが聖オーガスティン広場です。大きな木とベンチ、周りにはレモン色やペパーミントグリーンの建物がこの広場をより魅力的にしています。中でも、広場に面するロバート・ホー・トン図書館はもともと住居だった建物で、とてもフォトジェニックな空間。レモン色の壁とゲートにあしらったアイアンレース、緑色の窓枠、そして緑豊かな木々、手入れされた前庭はとても美しく気持ちの良い空間です。
聖ミカエル教会と馬忌士街を中心としたラザロ地区
天使やマリア像の彫刻が美しい墓石がいくつもある墓地の中に建つ聖ミカエル教会。ペパーミントグリーンが目に鮮やかな外観は絵本の中から飛び出したよう。聖ミカエル墓地を西墳馬路へと出て石畳の馬忌士街へと入れば、アイアンレースのバルコニーを持つ黄色やクリーム色、紅色の壁が目立つ建物が並びます。洋風から中国風へとストリートの雰囲気も変わります。聖ミカエル教会からラザロ教会を含むラザロ地区を散策すれば、フォトジェニックな場面に出会うはず。
戀愛巷の小径とそこから見上げる聖ポール天主堂跡
坂道になっている細い小径「戀愛巷」。ピンク色、黄色、深緑色のカラフルな3~4階建ての建物建ての建物が並び、石鉢の花が小径にアクセントを与えています。聖ポール天主堂ファサードへと続く大階段の側にある通り「大三巴街」から戀愛巷へと入る辺りから写真を撮ると、正面奥に聖ポール天主堂のファサードが写り、マカオらしい1枚に。この小径の突き当りから見上げる聖ポール天主堂のファサードは、正面から見るのとは雰囲気が異なります。
アズレージョカテドラル広場とカテドラル
セナド広場から聖ドミニコ教会へ向かう途中、「板樟堂巷」を右折して少し進むとカテドラル広場です。船や草木の模様が描かれた石畳の広場は、青色の絵タイル(アズレージョ)で低く囲まれ、2つの鐘楼を持つ重厚な石造りの外観と柔らかな光が優しい大堂内部のコントラストが美しい教会が建っています。涼しげにしぶきを散らす噴水が広場に表情を与えています。板樟堂巷は緩やかな坂道で広場を支えるように囲む壁に貼られたアズレージョも必見です。
蓮池と架かる九曲橋が美しい中国庭園、ロウリムイオック庭園
19世紀に中国人豪商が作った中国蘇州様式の庭園。園内には竹林や竹山、滝や東屋、そして6月末頃になるとピンクや白色の蓮の花が一面に咲く蓮池とそこに架かるジグザグの九曲橋が中国スタイルの美を際立たせています。早朝に行くのがおすすめです。聖ミカエル教会から北東に徒歩5分、「羅利老馬路」沿いにロウリムイック庭園への入園ゲートがあります。
いかがでしょう。フォトジェニックなスポットがマカオにはまだまだたくさんあり、マカオの観光地としての魅力は尽きません。JTBでは観光スポットを効率よく巡る現地発着ツアーを取り揃えています。人数限定でフォトジェニックな景色を巡るツアーや、世界遺産とグルメを堪能するツアーも。ちょっとした追加情報です。ご参考まで。