旅先で使ってみたいミャンマーの現地語「ミャンマー語」
経済が急速に発展しているミャンマー。
ビジネス渡航者や観光客が増えているため、首都ネービードーや経済の拠点・ヤンゴンでは英語も比較的通じるようになっています。
けれどもローカルの人たちの間に入るとそれほど英語が通じるわけではありません。
ミャンマーを訪れた時に、何かと役立つ現地語「ミャンマー語」を簡単にご紹介しましょう。
第1外国語は英語
ミャンマーで一番通じる外国語は英語です。
空港やホテル、旅行会社、レストランなどでは英語で意思疎通ができることでしょう。
しかし多くのローカルの人々は英語をそれほど話しません。
ストリートの小さなレストランに入った時や、タクシーに乗った時、バスを待つバス停などでは、英語がまったく通じない、ということもありますので、少し現地の言葉を覚えておくと、意外と役に立つかもしれません。
またちょっとした挨拶を現地の言葉で伝えると、ローカルの人々は思いのほか喜んでくれるもの。
距離がぐっと近くなるチャンスでもありますので、思い切って挨拶してみると、旅が楽しくなりますよ!
多民族国家ミャンマーの共通語は「ミャンマー語」
ミャンマーは135もの少数民族が暮らす多民族国家です。
それぞれの民族がそれぞれの言語を持っているそうですが、全国共通の公用語として「ミャンマー語」が用いられています。
ミャンマー語は、実は日本人にはとても学びやすい言語です。
文法…主語、動詞の順序などが日本語とまったく同じなのです!
だから単語を覚えて、日本語と同じように並べていけば通じる…はずです…!
とはいえ、少し気をつけた方がいいこともあります。
一つには、日本語にはない声調(音の高低)があること。
同じ発音でも、声調が違うとまったく異なる意味になることがあります。
もう一つには、話し手が女性か男性かで「私」と「あなた」の言い方が異なることです。
男性の場合…「私=チャノー」「あなた=カミャー」
女性の場合…「私=チャマー」「あなた=シン」
となります。
旅で役立つ会話集
「どうやって話せばいい?」などわからないこともいろいろあるかもしれませんが、とにかくミャンマーに着いたら、ホテルのスタッフやショップのスタッフに、ミャンマー語で挨拶することから始めてみましょう!
- おはよう/こんにちは/こんばんは ミンガラーバー
- ありがとう チェーズーティンパァデェ
- ごめんなさい タゥンパンパァデェ
- はい/いいえ ホウッパーデー/マホウッパーブー
- すいません サィッマシーパッァネ(人の前を通る時など)
- いくらですか? ベーラウッレェ
- これは何ですか? ディーハァ バァレェ
- ~~はどこですか? ~~ベェッマレェ
- 大丈夫です ヤァパァデェ
- (話が)わかりません ナーマレブー
- だめです マヤブー
- 僕(私)は日本人です チャノ(チャマ)ウハ ジャパンルミョウパァ
- 僕(私)の名前は~~です チャノ(チャマ)~~ロコーバァデェ
- これをください ディハー ペバー
- お茶(ビール)をください イェヌエンジャン(ビーヤー) ペーバー
- お会計お願いします シンメー
- おいしい サーロカウンデ/アヤダーシデ
- パスコートをなくしました パスポウッ ピャウットアーデ
- 財布を盗まれました パイッサンエイッ アコーカンヤーデ
- 警察を呼んで下さい イェーコー ペーバ
- タクシー タクシー
- サイカー サイッカー
- バス バスカー
- 駅 レーセイッ
- 乗り場 マッタイン
- 切符 レッマ
- 1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12…20
ティッ/ニッ/トォン/レィ/ガー/チャウ/クニッ/シッ/コー/タセー/セッ ティッ/セッ ニッ・・・ナッ セー
英語が通じるところも少なくありませんが、観光やショッピングでローカルの人々と会話する時には、ミャンマー語にもぜひトライしてくださいね。
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