ミャンマー 落ちそうで落ちないゴールデンロックの秘密!?
人気パワースポット「ゴールデンロック」
ゴールデンロックは、ヤンゴンの北東約210kmに位置するチャイティーヨー山の頂上にあります。その頂上をなす巨大な岩壁の上に、さらに高さ約7mの丸い岩が載り、落ちることなくとどまっているのです。この丸い岩がゴールデンロック。岩にはお参りに来た人々によって金箔が貼られ、黄金に輝いていることから、こう呼ばれるようになりました。岩の上にはさらに高さ7mのパゴダが建てられています。
なんとも不思議な景色と、落ちそうで決して落ちないこの岩のパワーにあやかりたいと、多くの人が参拝します。ローカルの人たちだけではありません。インスタ映え間違いなしのこの岩に、多くの外国人ツーリストも観光に訪れます。
ゴールデンロックへのアクセスは?
ゴールデンロックへ行くには、山のふもとの町キンプン・ベースキャンプが拠点になります。ヤンゴンやバゴーからキンプン・ベースキャンプまでは、電車、バス、タクシーの交通手段があります。
キンプン・ベースキャンプから山頂へは、政府運営のトラックを利用することになります。
ヤンゴンから訪れる場合をご案内しましょう。
●ヤンゴン~キンプン・ベースキャンプ
バスをご利用の場合は、ヤンゴン市内から約20km(ヤンゴン国際空港の北にあります)のアウンミンガラー・バスセンター (Aung Mingalar) よりご利用ください。
※所要時間は約5.5時間、運行状況は変更になる可能性があります。
●キンプン・ベースキャンプ~山頂まで
政府が運営するバス、といいますかトラックの荷台に設けられた座席に乗って、頂上に向かいます。荷台の座席のほかに、一部ではありますがフロントシートもあります。
所要時間は約1時間。かなりけわしい坂道を登っていきます。
このトラックは満席にならないと出発しないので、オンシーズンの乾季や巡礼の時期には参拝する人ですぐにいっぱいになりますが、オフシーズンになるとなかなか集まらないこともあります。
乾季にはバスの運行本数も増えるため、できればこのシーズンに訪れたいところです。
トラックには、屋根がついているものもありますが、屋根がないものもあります。また窓はなく、本当に荷台ですので、雨が降ると間違いなく濡れます!雨季に訪れるときには、雨にご注意ください。
トラックから降りたら、岩のあるところまで少し歩いて登ります。足に不安のある方は、かごのような人力で運んでくれる乗り物もありますよ!
おすすめのシーズンは?
おすすめのシーズンは、先述したように乾季です。基本、屋根がないトラックなので、雨が降ると濡れてしまいますが、乾季にはその心配がほとんどありません。
また、キンプン・ベースキャンプからのトラックが、満席にならないと出発しないため、雨季などのオフシーズンには、ツーリストを待って30~40分…ということもあるのです。乾季には、すぐに満席になるので、待ち時間がそれほど気になりません。
注意点は?
ゴールデンロックでは靴を脱いで参拝しますので、脱ぎやすい靴がおすすめです。
また、ゴールデンロックに触ることができるのは男性のみ、女性は触ることができません。金箔は山頂で売られていますが、貼り付けられるのも男性だけですので、ご注意ください。
チャイティーヨーの山頂から景色は格別です。ぜひ訪れてみてください。