お土産にも最適!香港グルメにかかせない調味料を知ろう!
中華料理は日本でもなじみがありますが、本場の調味料を使うだけで香港の味に近づけることができます。香港中華のコクとうまみを引き出す調味料は、製造元でなければ買えないものや、スーパーでも手に入るものなど様々。お土産にも最適な、香港に行ったら買って帰るべき調味料をご紹介します。
香港の代表的な調味料
<豆鼓醤>
豆鼓という黒豆に塩、麹、酵母を加えて発酵させ、ペースト状にしたものにガーリックやオイスターソースを加えて作られたもの。豆板醤のような辛味はありませんが、麻婆豆腐や回鍋肉のほか野菜炒め、海鮮の炒め物などに使うと、豆の香りとコクが加わります。<醤油>
九龍醤油が有名。うま味が豊富で炒め物に加えると風味が増します。日本の醤油より香りが強いので、これがあるだけで香港らしい炒め物が完成します。<甜面醤>
甘めの味噌で、北京ダックのソースに使われています。辛い豆板醤と合わせるとバランスがよくなり、肉みそを作るのに不可欠です。火を通すと香りが立ち、担々麺やジャージャー麺はもちろん、麻婆豆腐、回鍋肉などにも使用されます。<XO醤>
干し貝柱、金華ハム、にんにく、しょうが、とうがらしなど贅沢な材料で作った味わい深い醤。XOとは、ブランデーの最高級を表すXOに由来しているとか。炒め物なら何にでもあいますが、チャーハンに入れるだけで高級な味わいに。<辛椒醤>
香港のチリソース。酸味と甘みが絶妙で、水餃子や大根餅のタレに使われることが多いですが、チャーハンなど炒め物のスパイスにも最適。<香辣油>
日本の辣油のようなもので、「食べるラー油」のように唐辛子など具だくさん。老舗の余均益で作られたものには香辣油にはニンニクと酢が入っている。餃子のたれに最適。<オイスターソース>
カキのむき身をじっくり煮詰めて作った調味料。日本製よりとろみとうまみが強く、炒めものやゆで野菜に使います。多数の会社が製造しておりチューブ入りのものも。「冠益華記」のオイスターソースが有名で、スーパーマーケットでも購入可能。<腐乳>
「中国のチーズ」とよばれる豆腐の発酵食品。豆腐を塩と麹につけてじっくり発酵させたもので、そのまま食べてもお酒に合いそう。ニンニクや唐辛子と合わせて野菜炒めに使うことが多いようです。お土産にも最適な調味料!どこで買える?
<直営店>
●余均益パンチの効いた調味料が得意な余均益では辛椒醤、香辣油、豆鼓醤を生産していて、オリジナルの商品は直営店でしか買えません。
Yu Kwen Yick Food Products Manufactory Limited
Address : 8 Second Street, Sai Ying Pun, Hong Kong
Tel : (852) 25498469,(852) 25688007
E-mail : info@yukwenyick.com.hk
●九龍醤油
醤油のほか発酵味噌も製造しています。
Kowloon Soy Co.,Ltd
Address: 9 Graham Street ,Central
Tel: (852)25443695
●廖孖記
昔ながらの製法で製造しておりコクと香りが魅力。直営店とシティスーパーでのみ販売。
Liu Ma Kee
Address: 1 Min Street, Jordan
Tel: (852)27302968
<スーパーマーケット>
●ウェルカム Wellcome(銅羅湾店)
Address:25-29 Great George St.
Tel:(852)25774958
(中環店)
Address:2F, The Forum 3 Exchange Square 8 Connaught Place
Tel:(852)28685164
●シティセンター City Super
(中環店)
Address:Level 1, ifc mall
Tel:(852)2234 7128
(尖沙咀店)
Address:Level 3, Harbour City
Tel:(852)2375 8222
JTBでは広東料理の名店で利用できるミールクーポンをご用意しています。各種調味料を使ってこの味を日本でも再現してみてはいかがでしようか。