必見！香港尖沙咀の人気スポット「1881ヘリテージ」

1881年に尖沙咀に建てられた水上警察本部の建物を改修し、2009年に高級ショッピングモールや５つ星ホテル、レストランとしてオープンしたのが「1881ヘリテージ」。英国統治時代としては最も古い伝統あるコロニアル調の建物を活かしつつ、現代香港の洗練されたテイストを取り入れ、撮影スポットとしても人気。当時のままの時間球塔も必見です。

メインのビルディングは地上階から２階までが一流ブランドの入るショッピングモール。カルティエ、ショパール、ヴァンクリフアーペル、ティファニーなどが軒を連ねています。
この建物にまつわる香港の古い写真などが展示されているスペースもあって入場無料です。
同じく２階には、ゴッホの作品をモチーフにした雑貨や花を販売するショップとビストロが融合した「Van Gogh SENSES（ヴァン・ゴッホ・センス）」などがあります。
３階は５つ星ホテルのHullert House（ハウレットハウス）。10室しかありませんが、すべてがスイートルームという贅沢さ。レストランはモダンな広東料理の店「冨悦軒（Fortune　Villa／フォーチュン・ヴィラ）」、アフタヌーンティーが人気の「The Parlor（ザ・パーラー）」、100年前のパブの雰囲気が味わえる「The Sergeant’s Bar（ザ・サージェント・バー）」のほか、メインビルディングから続く厩舎を改装したイタリア料理店「Stable Stake House（ステイブルステーキハウス）」などがあり、いずれも洗練された内装が自慢。優雅なひとときを楽しむことができます。

ビクトリア・ハーバーを航行する船舶に正確な時間を告げる重要な役割を果たしてきた時間球塔（タイムボールタワー）。この塔のポールに球を引き上げて、毎日午後１時に落下させていました。19世紀にはすでにその役割を終えていましたが、1881ヘリテージのオープンに伴い、リニューアルされました。塔の中には当時の様子が分かる写真などが展示されています。
時間球塔の下に位置するのは、高級中華料理店の「王子飯店（Prince Restaurant Beijing, Sichuan and Shanghai／プリンスレストラン・北京・四川・上海）」。広東料理はもちろん、北京ダックや上海の小籠包、四川で人気の唐辛子の効いた水煮魚など伝統的な中国料理を提供しています。

敷地内にある旧九龍消防局と寄宿舎は赤いレンガの建物。中は改装され、高級メガネ店「溥儀」と高級ファッションブランドの「上海灘（シャンハイタン）」が入っています。

「1881ヘリテージ」は尖沙咀という交通至便な場所に現れた、注目の観光スポットです。香港の歴史の一端を知る上で貴重な記念物であると同時に、香港の今と昔、西洋と東洋、それぞれがおしゃれに融合し、フォトジェニックな空間を作り出しています。様々なイベントも開催されており、特に夜のライトアップは必見。

JTBでは1881ヘリテージの中にある「王子飯店」でのランチおよびディナーコースのミールクーポンをご用意しています。
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