香港発祥の高級ホテル「ザ・ペニンシュラ香港」徹底解剖

香港のランドマーク「ザ・ペニンシュラ香港」は1928年に創業。
今では世界10都市に展開するペニンシュラホテルのフラッグシップホテルでもあります。
2013年に大規模な改装を終え、最先端の設備を誇るホテルに生まれ変わりました。
歴史とモダンさを兼ね備え、長きにわたり香港トップの座に君臨するザ・ペニンシュラの魅力をご紹介します。

ザ・ペニンシュラ香港は九龍島側の尖沙咀に建ち、ビクトリアハーバーが見渡せる絶好のロケーション。
開業当時からあるコロニアル建築の本館と1990年代に建てられた30階建ての新館からなっています。
開業は1928年12月。ユダヤ系イラク人を先祖にもつカドゥーリー兄弟によるファミリービジネスとしてスタートしました。
その後、太平洋戦争による混乱を経ても創業以来のホスピタリティを保ち、香港のみならずアジアを代表する最高級ホテルとしての地位を確立しました。
2013年に全客室を改装し、暖かく落ち着いた色合いと上質な素材や高度な職人技のインテリアでシック、エレガントかつモダンな空間を演出する一方、機能的に滞在できるよう独自に開発した最先端テクノロジーを導入しています。

ダイニングは広東料理のほかフランス料理、スイス料理、日本料理、パシフィックリム料理、地中海料理などバラエティ豊か。
特に広東料理のスプリングムーンはミシュラン星の受賞歴のあるペニンシュラを代表するレストランです。
新鮮な魚介を使った料理や点心が人気で、評判のXO醤はレストランのオリジナル。
エグゼクティブシェフのゴードン・リャンによる本格的かつ独創的な広東料理は世界中から訪れる人を魅了しています。

ザ・ペニンシュラ・スパはビクトリア湾のすばらしい眺望を望むトリートメントルームが自慢。
夜はきらめく夜景やシンフォニーオブライツも眺められます。
トリートメントの技術はもちろん、大理石や木材、御影石などを使用した落ち着きのある空間、サウナやスチームルームなどのリラクゼーションエリアも贅沢な設備で、訪れる人を夢の世界へいざないます。

観光客がアフタヌーンティー目当てに大勢訪れる１階の「ザ・ロビー」。
コロニアル建築の美しい空間で正統派英国式のアフタヌーンティーが味わえるとあって毎日１時間超の行列ができています。
基本的に予約は受け付けていないのですが、宿泊客は別。
並ぶことなくザ・ロビーでのアフタヌーンティーを味わうことができます。
さらに観光名所のひとつである「ザ・ペニンシュラ・アーケード」は、世界に冠たるハイブランドのショップが軒を連ねるだけでなく、香港出身のデザイナーによるショップやペニンシュラ香港のオリジナルグッズを販売している「ペニンシュラ・ブティック」が人気を博しています。
ペニンシュラ・ブティックではホテルのパテシエによるスイーツなども販売されており、ここでしか買えないお土産や記念品を手に入れることができます。

JTBでは、ザ・ペニンシュラ・スパを体験できるツアーや、スプリングムーンでの食事を組み込んだツアーをご用意しています。
ペニンシュラに宿泊しなくても、同ホテルのホスピタリティや優雅な雰囲気を存分に味わうことができます。
ぜひご活用ください。