ノイシュバンシュタイン城の魅力を徹底解剖!|あわせて巡りたい周辺スポットもご紹介!【2024年最新】
ノイシュバンシュタイン城のある場所は?
ノイシュバンシュタイン城はバイエルン州の美しい都市ミュンヘンと同じ位置に広がる、ロマンティック街道の終着点、フュッセンにあります。フュッセンはオーストリアとの国境に近く、アンマーガウアー アルペンの壮大な山々やフォルゲンゼーなどの五つの湖に囲まれる、自然の宝庫。ノイシュバンシュタイン城はその標高約1,000メートルの山上に優美な姿でたたずみます。
ドイツの人気スポット「白鳥の城」|ノイシュバンシュタイン城がそう呼ばれる理由
第4代バイエルン王ルードヴィヒ2世の命により着工したノイシュバンシュタイン城。芸術をこよなく愛したルードヴィヒ2世が思い描く、中世ドイツの騎士城を具現化したこの建物は、彼の死後、白鳥のように白く華麗な佇まいの城を評して、「Schloss Neuschwanstein」(日本語で「新白鳥城」)と呼ばれるようになりました。
ドイツ屈指の名城は「シンデレラ城」のモデル
日本屈指の人気テーマパークにある「シンデレラ城」は、このノイシュバンシュタイン城をモデルに作られたとされています。山の上にひっそりとたたずむ美しい姿はまるでメルヘンの世界。夢見がちでファンタジーの世界に憧れていたルードヴィヒ2世の夢を具現化した、物語の中のような光景に、訪れた人々は感嘆のため息を漏らすことでしょう。
ドイツで本物のシンデレラ城を見たいと、訪れる観光客も多い人気のスポットです。
ロマンチック街道とは|ノイシュバンシュタイン城の近くの城や名所は?
ロマンチック街道は、ドイツのヴュルツブルクからフュッセンまでの約400kmの街道です。
街道沿いに点在する古城や宗教建築など、歴史的な観光スポットが数多く点在し、ノイシュバンシュタイン城はその最終地点であるフュッセンに存在します。
リンダ―ホーフ城
ノイシュバンシュタイン城の近くには、ロココ様式の豪華な装飾が素晴らしい「リンダーホーフ城」があります。
庭園内には金色の女神像の噴水があるなど、ルートヴィヒ2世が多くの時間を過ごした豪華絢爛な宮殿が見どころです。
ホーエンシュヴァンガウ城
ルートヴィヒ2世が幼年時代を過ごしたホーエンシュヴァンガウ城。シュヴァンガウという地名は「白鳥の里」で、ワーグナーのオペラ『ローエングリン』で知られる白鳥伝説ゆかりの地です。ノイシュバンシュタイン城(新白鳥城)と川を挟んで向かい合うホーエンシュヴァンガウ城(高白鳥城)はルートヴィヒ2世ゆかりの地として多くの観光客を集めています。
世界遺産ヴィース教会(ヴィ―ス巡礼教会)
ヨーロッパで最も美しいと言われるロココ様式の巡礼教会です。 ドミニコ会と洗礼者聖ヨハネ会の修道士達が1745~1754年にかけて建設しました。「鞭打たれるキリスト」の像が祀られていますが、かつて涙を流したという伝説があります。 1983年、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。
ノイシュバンシュタイン城観光で人気のおみやげ
ノイシュバンシュタイン城を観光した後はぜひお土産ショップを覗いてみてください!
バイエルン王国旗のブルーに、白鳥の描かれたミラーやスカーフなど、お土産に喜ばれそうなグッズがたくさん売られています。
ノイシュバンシュタイン城の裏話
ノイシュバンシュタイン城の建設
ノイシュヴァンシュタイン城は1869年に、第4代バイエルン国王ルートヴィヒ2世の命により着工されました。
ワーグナーに心酔していたルートヴィヒ2世は、建設の際、「タンホイザー」や「ローエングリン」などのワーグナーのオペラに描かれる中世ドイツの騎士城を理想とします。具現化したこの建物は、外装だけではなく内装も素敵です。
設計は劇場美術画家クリスティアン・ヤンクが担当し、壁にはワーグナーのオペラを題材にした画が飾られます。
建築には約200人の職人が携わり、巨額な資金と資材が投じられたそう。
重なる城建設により借金!?
さぞかしバイエルン国の財政は潤っていたのでしょう・・・とおもいきや。同時にリンダーホーフ城やヘレンキームゼー城を建設していたルートヴィヒ2世により、国の財政は悪化してしまいます。ついに1886年には、偽の精神鑑定にかけられ、精神病により統治不能と認定、王位を剥奪されました。
王位を剥奪された翌日、ルートヴィヒ2世は享年40年、湖で謎の死を遂げます。また、城の建設は中断されます。
現在のノイシュバンシュタイン城へ
ノイシュバンシュタイン城は彼の死後に公開され、1890年には、中断していた建設が再開されました。
実は当初の図面に載っていた天守閣と礼拝堂は未完のままですが、十分に豪華でロマンチックな雰囲気漂うノイシュヴァンシュタイン城は、世界中からの観光客に人気の観光スポットです。
あの景色はマリエン橋からだった!
バイエルン王妃となったマリー王女にちなんで名付けられた、ペラート渓谷にかかるマリエン橋。2022年まで1年以上、修理で閉鎖されていましたが、昨年末に修理は完了。夏季は橋を渡り、よく見るあのノイシュバンシュタイン城の写真を撮ることができます。ここから望む自然と城は素晴らしいです。
ノイシュバンシュタイン城を見るならJTBのマイバス現地ツアーが安心
マイバスドイツでは、ノイシュバンシュタイン城に加え、リンダーホーフ城、世界遺産にも登録されているヴィース教会を訪れるバスツアーを催行しています。さらに夏季にはスケジュールにより、道中、家々にフレスコ画が描かれた町オーバーアマガウを経由していますので、その景観を車窓よりお楽しみいただけます。
プライベートツアーでは、リンダーホーフ城とホーエンシュヴァンガウ城のいずれかを選んでいただけます。「
公共機関利用だと回りにくい複数のスポットを、マイバスドイツのツアーでは1日で巡ります!さらに日本語ガイドが、わかりやすくご案内します。
現地の交通機関がよくわからないと不安な方、効率よく回りたいという方は、マイバスドイツのツアーがおすすめです!
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オプショナルツアー(現地発着)JPY20,228〜ドイツで大人気のノイシュバンシュタイン城、世界遺産のヴィース教会、ロココ様式の豪華なリンダーホーフ城、ロマンチック街道やアルペン街道の一部も含まれた盛りだくさんのツアーです。
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オプショナルツアー(現地発着)JPY69,583〜ドイツで大人気のノイシュバンシュタイン城、世界遺産のヴィース教会、さらにはロココ様式の豪華なリンダーホーフ城もしくはルートヴィッヒ2世が幼年時代を過ごしたホーエンシュヴァンガウ城を訪れます。また、ロマンチック街道やアルペン街道の一部も含まれた盛りだくさんのコースをプライベートで巡るツアーです。