オーストラリアの日焼けは強烈!オージーに習う対策とおススメ日焼け止め

JTBオーストラリア
こあらさん

オーストラリアの紫外線は日本よりも強い?

オーストラリアの紫外線はとても強く、日差しの強い日には外にでて5分もするとじりじりと肩が焦げるように感じるほどです。本当にオーストラリアの紫外線は日本よりも強いのでしょうか。東京とシドニーのUVI(紫外線インデックス)を比べてみると、東京の6~8月がUVI平均10なのに比べて、シドニーの真夏にあたる1月、2月は12という統計が出ています。

真冬はどちらもUVI2とのことですが、春秋はどちらも東京よりシドニーの方が1~2ほどUVIが高いようです。実際にシドニーでは多少寒い日でも、日なたであればすぐにジンジンと肌が焼けていくのがわかります。

ということで、やはりオーストラリアは日本よりも紫外線が強いようですが、広大な国土のオーストラリアでは地域によっても指数に大きな差があります。訪れる場所について事前に調べておくことをお勧めします。特にダーウィンやケアンズに行かれるときは日焼け対策をしっかりと!

オーストラリアの子供たちの合言葉、Slip Slop Slap!

オーストラリアで日焼対策と言えば「5S!」。家庭でも学校でよく耳にする言葉です。
5Sとは、 "Slip, Slop, Slap, Seek, Slide"

Slip -シャツを着る
Slop - 日焼止めをぬる
Slap - 帽子をかぶる
Seek - 日陰に入る
Slide - サングラスをかける

とにかく肌を太陽にさらさない、ということですね。小学校では子供たちは皆帽子をかぶり、帽子を忘れた子供たちは外遊びができずに日陰でじっと本を読んだりしている光景もよく見かけます。登校前に日焼け止めを塗り、学校にも常備してある日焼け止めで塗り直すなど、毎日の生活から日焼け対策を徹底しているのです。

オーストラリアの日焼け止めは日本の製品とは違う?

「オーストラリアの日焼け止めと日本のものは違いますか?」答えは「違います!」。

日焼止めには紫外線吸収剤と紫外線散乱剤というものがあり、日本の製品は前者の紫外線を吸収する製品が多く、オーストラリアでは紫外線を反射させる製品が主流です。日本で主流の紫外線吸収剤はさらさらとして白くなりにくく、使いやすいのですが、オーストラリアの強い日差しを吸収するのは難しいようです。その点オーストラリアの日焼け止めは、紫外線を跳ね返すタイプなので強い日差しにも効果的です。肌にもやさしいのが嬉しいところですが、べたべたして白くなりやすく、さらにSPF値が低めなので長時間の効果は期待できません。何度も塗り直さなくてはいけないのが欠点です。

オーストラリアでは、出かける20分前に日焼け止めを塗り、その後は2時間以内に塗り直すことが推奨されています。ちょっと手間ではありますが、肌を守りながらオーストラリアの輝く太陽を思う存分楽しみたいですね。

日焼止めのおススメはこれ!

広く使用されているのは、キャンサーカウンシル社の日焼け止め。

日焼止めが置いてあるお店では必ず目にする、老若男女誰でも知っている人気のブランドです。サンゴ礁に有害と言われ2021年からハワイ州で販売が禁止される成分「オキシベンソン」も入っていない、ヒトにも自然にもやさしい日焼け止めです。

毎日使いの1リットルの大型のものからバッグにポンと入るチューブタイプのものまでいろいろ揃っているので、ぜひお気に入りを見つけて下さい。オーストラリアの厳しい規格に通った安心ブランド、キャンサーカウンシル。日焼け止めの他にも帽子、日よけテント、サングラス、手袋など、日よけに関するものはたいてい揃ってしまう専門店でもあります。ビーチの近くやショッピングセンターにはショップがありますので、ぜひ覗いてみて下さい。

またキャンサーカウンシル以外にも、オーストラリアではオーガニック製品など成分にこだわった日焼け止めもたくさん売られています。こちらは薬局や自然食品店などにありますので、気になる方はぜひショップをご覧ください。

まとめ

あまりアクティブに行動しないのであれば、日本からお気に入りの日焼け止めを持参するのも良いですが、ビーチで泳ぐ、長時間外を歩くという方には、日焼け止めの現地調達がお勧めです。

またサングラス、帽子、上着も、お土産がわりにこちらで見つけてはいかがでしょうか。5Sを忘れずに、肌を守りながらオーストラリアの大自然を存分に楽しんで下さいね!

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