世界中で人気!オージーワインの故郷、ハンター・バレー

JTBオーストラリア
こあらさん

ハンター・バレーに最も近い都市は、シドニー北部のニューカッスルになりますが、公共交通機関を利用して、ワイナリーが点在する丘陵地帯を回るのは難しいです。現地での運転に慣れていれば、レンタカーを借りるのが一般的。シドニーからは、北西へ約2時間のドライブとなります。ただしワインを飲んだら運転はできないのが悩み。スパやゴルフ場など、施設が充実したリゾートが多いところなので、時間が許せば、ハンター・バレーに宿泊し、ゆっくり散策するのが贅沢です。

シドニーに滞在しながら、ハンター・バレーまで、グルメな小旅行を楽しむこともできます。一番、おすすめの方法は、日帰りバス・ツアー。シドニーからハンター・バレーまでは、日帰りで往復できる距離ですし、ワイナリー見学やランチが組み込まれ、効率よく複数のワイナリーや観光ポイントを回ることができるのが人気の秘密。ワイナリーの営業時間や場所などをチェックする手間もありません。そして一番の利点は、自分で運転する必要がないこと。美味しいワインを思う存分、あれこれ試すことができます。

ハンター・バレーを目指す目的は、もちろんワイナリー巡り!現在、150軒ほどのワイナリーが点在し、無料でのワイン・テイスティングができるところも多数あります。また併設レストランでの食事、ぶどうがワインになるまでの工程の見学などができるところも。別途予約が必要になりますが、ワイン・テイスティングのマスター・クラスも開催されており、博識な専門家の話を聞きながら、貴重なビンテージ・ワインを試飲できます。

南半球では、収穫の秋がもうすぐ!おいしいワインを飲みにお出かけください。

ワインといえば、美味しいものとのペアリング



ハンター・バレーも、ワイン産地として発展するのに伴い、世界中からグルメが集まるようになり、最近では、食の体験も充実しています。地元の生産者が手作りするパンやチーズ、チョコレート、ワインのお供にぴったりのシャルキュトリー各種、オリーブオイルなど、ぜひお試しください。料理好き、ワイン好きな方なら、現地のクッキング・スクールに参加してはいかがでしょう。オーストラリア旅行からの帰国後は、ご家族やお友達など、大切な方を招いて、ハンター・バレー産ワインと新しいレシピを披露しつつ、オーストラリアの思い出話で盛り上がってください。

たっぷりと美食を堪能したあとは、ギャラリーでアートを見たり、アンティークショップを巡ったり、目の保養はいかがでしょう。ハンター・バレーは、オーストラリアの中でも、博識な富裕層が多く訪れる旅行先なので、ジャンクなお土産ではなく、素敵なものが色々あります。旅の記念にぴったりのアート作品に出合うかもしれません。ぶどう畑が続く、美しい景色のエリアなので、熱気球やヘリコプターで遊覧飛行を楽しむツアーもあります。

ハンター・バレーで栽培されているブドウの種類についても、少しご紹介しましょう。ここで代表的な品種といえば、まず頭に浮かぶのがセミヨン種。暑い季節には、柑橘系の香りと、自然な酸味に癒されますし、ワインセラーに10年以上、ねかせて熟成を待つこともできます。白身魚、カニやロブスターとの組み合わせは最高です。

赤ワインならシラーズ種

「重いフル・ボディ=よいワイン」、という思い込みを覆す、極上のミディアム・ボディで、幅広い食事に合います。もちろんワインセラーで熟成させてから、複雑なアロマを楽しむこともできる実力派です。ほかにもシャルドネ、ヴェルディーリョ、カベルネ・ソービニョンなど、多種類のブドウ栽培に挑戦し、さまざまなワインを生産しているハンター・バレーの生産者たち。常に果敢に新しい挑戦を続け、「今のハンター・バレーが一番いい!」と言い切るところがオーストラリアらしい産地です。
今年もブドウが収穫の時期を迎える5~6月には、ハンター・バレー・ワイン&フード・フェスティバルが開催され、様々なグルメ・イベントが目白押し。この時期にオーストラリアへいらっしゃる計画があれば、ぜひお見逃しなく。
https://www.winecountry.com.au/events/wine-and-food-festival

JTBでは、オーストラリア屈指のワイン産地、ハンター・バレーでワイナリーを巡るツアーを催行しています。日本語オーディオでのガイドを聞きながら見学するので、ワインのことがよく分かります!もちろん多種多様なワインの試飲もお楽しみください。2コースのランチ付き。

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