オーストラリア各地の気候、ベストシーズン、適した服装

JTBオーストラリア
こあらさん

1年中、どこかがベストシーズンのオーストラリア

南半球にあるオーストラリアでは、日本と季節が反対になります。また日本の約20倍という広大な土地のおかげで地域によって気候が異なり、行き先を変えれば1年中ベストシーズンです。例えばケアンズやハミルトン島、ゴールドコーストのあるクイーンズランド州は乾季の春・秋がベストシーズン、ウルル(エアーズロック)は酷暑の夏を避けて秋・冬の5月~9月がおすすめです。ここでは各地の気候と観光のベストシーズン、そして適した服装をご案内します。表記した気温は、オーストラリア政府観光局のWEBサイトを参考にした各都市の平均気温です。

参考WEBサイト: オーストラリア政府観光局

グレートバリアリーフの神秘(Tourism and Events Queensland)

ケアンズの気候とベストシーズン

ケアンズは熱帯雨林気候で、一年中常夏のリゾートタウンです。四季はなく、乾季と雨季にわかれています。乾季は朝晩はすずしく、過ごしやすくなります。
雨季は雨が多く、湿気の増える時期となります。グレートバリアリーフのベストシーズンは、波が比較的穏やかで水の濁りが少ない乾季の10月~11月といわれています。

春(9ー11月)20.5 - 29°C 
乾季・観光や水泳のベストシーズンです。
夏(12ー2月)23.6 - 31.4°C  
雨季のシーズン、熱帯雨林が育つための恵みの雨のシーズンです。
秋(3ー5月)21.5 - 29°C 
キュランダのバロン滝は水量が増え大迫力になります。4月頃から雨が少なくなります。
冬(6ー8月)17.5 - 26°C  
乾季・朝晩が涼しくなり、観光のベストシーズンです。

ケアンズの服装
ケアンズでは、1年中半袖で過ごせます。ただし冬季や朝晩は冷えることもあるため、薄手の上着があるといいでしょう。雨季には、レインコートがあると便利です。

ゴールドコーストの気候とベストシーズン

ゴールドコーストは亜熱帯性気候で、年間の晴天日が約300日以上といわれます。ビーチリゾートとして有名ですが、内陸には世界遺産に登録されているスプリングブルック国立公園があり、様々な自然体験ができるリゾート地です。

春(9ー11月)16.9 - 25.4°C
マリンアクティビティーのシーズンは11月頃からです。
夏(12ー2月)21 - 28.4°C
海水浴のベストシーズンです。夏は熱帯性の暴風雨に見舞われることがあります。
秋(3ー5月)18 - 25.7°C 
秋のはじめには、まだ海水浴ができますが、朝晩は涼しくなってきます。
冬(6ー8月)12.5 - 21.5°C
観光やランニングのシーズン。例年7月にはゴールドコーストマラソンが開催されます。8月はホエールウォッチングのベストシーズンです。

ゴールドコーストの服装
冬でも日中は半袖で過ごす人も多いですが、朝晩は冷えますので上着があるといいでしょう。年間を通して雨が少ない地域です。しかし夏は暴風雨が起こりやすいため雨具の準備をしてください。ビーチで過ごす場合は、帽子やサングラス、日焼け止めクリームも必携です。

シドニーの気候とベストシーズン

温帯性気候のシドニーには四季がありますが、南半球のため季節が日本と逆になります。日本に比べ冬が比較的暖かいため、年間を通して過ごしやすい都市です。

春(9ー11月)11 - 23°C
観光のベストシーズンです。10月~11月は紫のジャカランダの花がきれいです。
夏(12ー2月)18.6 - 25.8°C 
海水浴のベストシーズンです。日が長くなり夜にピクニックをする人もいます。
秋(3ー5月)14.6 - 22.2°C 
観光のベストシーズンです。
冬(6ー8月) 8.8 - 17°C 
日本の冬よりは暖かく、活動的に街を散策するにはよいシーズンです。 

シドニーの服装
シドニーでの服装は、日本の四季に合わせた服装とほぼ同じと考えておくと分かりやすいでしょう。夏は半袖で過ごせますが、朝晩冷え込むことがあるので薄手の上着があるといいでしょう。冬の日中はトレーナーやセーターで過ごす日も多いですが、朝晩は厚手のジャケットが良いでしょう。特にブルーマウンテンへお出かけの際には、さらに暖かい服装が必要です。

メルボルンの気候とベストシーズン

メルボルンも温帯性で四季がありますが、「1日の中に四季がある」と言われるほど、天気が変わりやすいことで知られています。観光のベストシーズンは春・秋です。

春(9ー11月)9.6 - 19.6°C 
観光のベストシーズンです。メルボルンの春は、特に天気が変わりやすいことで有名です。折り畳み傘があると便利です。
夏(12ー2月)14 - 25.3°C   
夏でも比較的涼しいメルボルンですが、1月と2月は30℃を超える日もあります。ペンギン観察は、雛を見られる可能性が高いシーズンです。
秋(3ー5月)10.9 – 20.3°C  
観光のベストシーズンです。
冬(6ー8月)6.5 - 14.2°C   
薄曇りが多く寒くなることもあります。冬限定のマーケットやイベントが開かれます。

メルボルンの服装
基本的に日本の四季に合わせた服装で足りますが、メルボルンの天気は変わりやすく、夏でも急に肌寒くなることがあります。どの季節でも羽織れる服を持っているといいでしょう。冬には厚手の上着やセーターの持参をおすすめします。特にフィリップ島のペンギンを見に行く予定がある方は、夏でも冷たい風が吹きますので、防寒着の準備をしてください。

パースの気候とベストシーズン

温帯性気候のパースのベストシーズンは春と秋です。特にワイルドフラワーが見頃を迎える8月から10月頃が最も賑わいます。

春(9ー11月)11.7 - 23°C
観光のベストシーズンです。9月にはフラワーフェスティバルが開かれます。
夏(12ー2月)17.5 - 30°C  
パースの夏は暑く乾燥しています。暑い夏の午後に人々を癒す涼風は「フリーマントルドクター」と呼ばれています。
秋(3ー5月)13.7 - 26°C 
観光のベストシーズンです。朝晩が涼しくなります。
冬(6ー8月)8 - 19°C 
冬は比較的涼しく、雨が多くなります。

パースの服装
パースは年間を通じて温暖な気候です。半袖中心で過ごせますが、朝晩が冷えることもあるので薄い上着があると便利です。6月から8月頃の冬は厚めの上着を持参してください。乾燥した土地のため、日焼け止めとともに保湿クリームもあるといいでしょう。

ウルル(エアーズロック)の気候とベストシーズン

準砂漠気候のウルル周辺では、想像以上に体力を消耗します。観光は酷暑を避けて秋の終わりから春の始め(5月~9月頃)がおすすめです。

春(9ー11月)13.8 - 30.6°C 
10月以降、暑い日が増えます。
夏(12ー2月)20 - 35°C 
酷暑が続くこともあります。飲料水を多めに持ち、屋外での活動は午前中や日暮れに。
秋(3ー5月)12 - 27°C  
5月頃から観光のベストシーズンです。
冬(6ー8月)4.8 - 20°C
観光のベストシーズンです。夜は気温が0℃近くまで下がることもあります。

ウルルの服装
ウルルの観光には、登山やハイキングに行く服装が必要です。半袖で過ごせますが日焼けを避けるために薄い上着や帽子があるといいでしょう。冬の朝晩は0℃近くになることもあるため日の出を見に行くときには厚めの上着をご持参ください。また、夏はハエよけネットがあると便利です。外に出るときには帽子と1リットル程度の飲料水も忘れずに!

ウルル(Tourism NT)

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