フリーマントル(パース近郊)の行き方と楽しみ方

JTBオーストラリア
こあらさん

パースから南西19km、開拓時代に建てられたコロニアル調の建物が立ち並ぶ美しい港町フリーマントル。電車やフェリーで気軽に足を延ばせる人気の日帰り観光地です。

毎週末に賑わうフリーマントルマーケットや世界遺産に登録された旧フリーマントル刑務所など、見どころも充実。それほど広くないので、のんびり町歩きが楽しめます。

パースからフリーマントルへの行き方

パースからフリーマントルへは電車かフェリーを使って簡単に行けるので、個人旅行のビギナーにもおすすめの日帰り観光コースです。また現地にはパースとフリーマントルの市内観光のツアーもあります。電車やフェリーを利用したフリーマントルへの行き方は以下の通りです。

(1)電車
最もポピュラーで簡単な方法です。パース中心部にあるパース駅からトランスパース(Transperth)のフリーマントル線(Fremantle Line)で、終点のフリーマントル駅まで乗車。所要時間は約25分。駅は市内の中心部に位置しており、町にすぐ出られます。

(2) フェリー
パースから、スワン川をのんびり下ってフリーマントルに向かいます。電車より時間はかかりますが、リバークルーズを楽しむことができます。パース市内のバラック・ストリート・ジェッティという船着場からGolden Sun Cruisesが運航しており、所要時間は約1時間。フェリーターミナルから町へは歩いて行けます。

フリーマントルの見どころは?週末に賑わうマーケット、世界遺産の旧刑務所も見逃せない

フリーマントルの町はそれほど大きくないので、のんびり歩いて回るのがおすすめ。金曜?日曜日に訪れるなら、ぜひ足を運びたいのが毎週末に開催されるフリーマントルマーケット。屋内の市場に食料品やクラフト製品など140以上の露店が揃い、お土産を探すのにも最適です。レトロなレンガ造りの建物もすてきで、ローカルにも観光客にも人気のスポットです。

もう一つ、ぜひ訪れたい見どころが旧フリーマントル刑務所です。西オーストラリア州最初の刑務所として建てられ、2010年7月に「オーストラリアの囚人遺跡群」の一つとして世界遺産に登録されました。1991年まで実際に使用されていたそう。なかなか見ることができない刑務所の内部をじっくり見学できる貴重なチャンスです。

見て歩くだけでも楽しい週末のフリーマントルマーケット

町歩きに疲れたら、サウス・テラスという通りに行ってみましょう。この通りにはカフェが多く、別名「カプチーノ通り」と呼ばれています。

レトロな建物の前にはパラソルを立てたテラス席が並び、ちょっとひと休みするのに最適。 お腹がすいたら、港に面してレストランが多く立ち並ぶフィッシング・ボート・ハーバーまで足を延ばすのがおすすめ。美しい海を眺めながら、フィッシュ&チップスをはじめ、インド洋で獲れたシーフードとビールが楽しめます。

パース観光を十分楽しんだら、少し足を延ばして港町・フリーマントルにもぜひ行ってみてくださいね!

レトロでおしゃれな建物が並ぶサウス・テラス

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