ケアンズ・ラフティングツアーの選び方
海や熱帯雨林などアクティブ派の楽しみが豊富なケアンズ。なかでもラフティングは熱帯雨林の間を縫うように進み、適度なスリルが味わえる激流スポットが多いことで高い人気を誇っています。
ケアンズは1年を通じて気温が高いため、いつでも気持ちよくラフティングを体験できます。ここではケアンズでラフティングが楽しめるスポット、タリー川やバロン川の情報からラフティング時の服装などについてご紹介します。
ケアンズのラフティングスポット、初心者も経験者も楽しめる激流いろいろ
タリー川
タリー川は一日かけて楽しむツアーが多く、ケアンズのホテルからタリー川までバスで約2時間。出発は朝の6時半頃、ホテル到着は午後6時頃となります。また他には、一日かけてタリー川のラフティングを満喫するツアーや熱気球体験と組み合わせた終日ツアーなどもあり、その種類は豊富です。
世界中のラフティング好きの憧れの的、タリー川。世界自然遺産に登録されているタリーゴージ国立公園の中を流れています。早瀬が44か所あり、それぞれに特徴があってスリル満点。まるでラフティングをするために設計されたような川だと評されています。
ラフティングをする川には、その難易度を示すグレードが1から6まで設定されていますが、タリー川はグレード4。「激流があり、確実な操船能力と高度なテクニックが要求される。ラフティング未経験者が参加できる最大のグレード」となっています。また、上流にはダムがあり、水量をコントロールしているので、年間を通じてほぼ同じコンディションでラフティングを楽しむことができます。
タリー川のラフティングは約14kmのコースを午前2時間、午後3時間ほどで下ります。次々と早瀬に遭遇するので、ガイドの指示に従って必死に漕ぎ続けていると、あっという間に時間が過ぎていきます。次第に漕ぎ方にも慣れてきて、同乗者たちとのチームワークが生まれてくるのも楽しい経験です。
ランチはすばらしい景色を楽しみながら河岸でのバーベキューに舌鼓。しっかり食べて午後に備えましょう。ラフティングの様子をプロのカメラマンが写真に撮ってくれるので、ラフティング後に購入することもできます。
バロン川
バロンゴージ国立公園の中にあり、ケアンズからはバスで約20分。バロン川のグレードは3で、「適度な急流があり、継続して操船する必要がある」レベルです。タリー川に比べると若干迫力に欠けますが、ケアンズから近く、半日ツアーも用意されているので、気軽にラフティングを楽しみたい人におすすめです。
タリー川と同様に熱帯雨林の景観を楽しみながら、ホワイトウォーター(激流)を体験でき、その様子をプロのカメラマンが撮影してくれます。川下りの時間は約2時間。ラフティング後にはお茶の時間も用意されています。
ラフティングツアー、参加する時の注意点は?
ラフティングツアーを探す際は、年齢制限に注意。申込みの前に詳細を確認しましょう。また妊婦の方は参加できませんのでこちらもご注意くださいね。また服装は水着を着用し、脱げにくく濡れても構わない靴、バスタオル、着替えを持参しましょう。