無人島・フランクランド諸島クルーズを楽しむ
フランクランド諸島はケアンズの南45km、車で30分ほどのディーラルという町の沖合に浮かぶサンゴ礁に囲まれた島々。国立公園に指定されており、4つの島があります。訪れることができるのは、その中のノーマンビー島。1日100人という入場制限が設けられているので、自然が手つかずの状態で保たれているのです。
ディーラル発着のクルーズツアーを体験してみよう
ノーマンビー島へは、ディーラル発着のクルーズツアーでのみ訪れることができます。ディーラルの町に到着したら、まずはマングローブが両岸に生い茂る穏やかなマルグレーブ川を、モーニングティーを飲みながら30分ほどのんびりクルージング。
河口から海に出たら、30分ほどで島に到着します。海上をクルーズする時間が短いので、船酔いの心配もほとんどありません。川から海へと、徐々に変化する水の色や風景も楽しみの一つです。
ノーマンビー島は、30分ほど歩けば1周できる小さな島。船を降りると、透明度抜群のクリスタルブルーの海が出迎えてくれます。真っ白なビーチを覆うのは、小さな星の形をした「星砂」! ぜひ、手のひらにすくって、その美しい形を自分の目で確認してみてください。
シュノーケリングではウミガメに出合えるチャンスも
島では帰りの船の時間まで、それぞれ自由にのんびり過ごすことができます。何もせず、ビーチでのんびり過ごすのもいいですが、ツアーにはたいていシュノーケリングセットのレンタル料も含まれています。ビーチのすぐそばの海で、美しいサンゴ礁や熱帯魚が見られるので、シュノーケリングはぜひ体験したいもの。ガイド付きのシュノーケリングツアーもあり、小さな魚たちや生態系について詳しく説明してもらえます。
ノーマンビー島は別名ウミガメの島とも呼ばれ、年間を通じてウミガメに出合えることでも知られています。シュノーケリング中、ウミガメと一緒に泳いだりもできます。時には浅瀬に出現することもあるので、小さいお子さんも間近に見るチャンス。12~2月はウミガメの産卵期を迎えるため、運が良ければ貴重な産卵の跡を砂浜で見ることができます。これからのシーズンに訪れるのは、特におすすめです。
このほか、ガイド付きのアイランドウォークで島の中を探検したり、半潜水艦に乗って美しいサンゴ礁を眺めたり…。アクティビティが充実しているので、あっという間に時間が経ってしまうはず。ビーチに張られたテントの下でのランチも楽しみの一つ。帰りのクルーズでは、ケーキやフルーツ、コーヒーや紅茶がサービスされ、至れり尽くせりです。
JTBでもフランクランド島ツアーのご用意があります。ディーラル発着のクルーズツアーに、ケアンズからの送迎も付いているのでアクセスがとっても便利なところがポイント。また船には日本語スタッフも同乗するので、言葉の面でも安心です。ケアンズで大自然に触れる旅のご参考に!