コオリナ地区の昔と今
アローハ!タチバナゴルフです!
先月末はハリケーン「ダグラス」がハワイ諸島に近づき、上陸する恐れもあったため、まさに危機一髪の状態でした。
運よく島々のすれすれを通り過ぎて、大きな被害が出なかったのでハワイ住民はほっと一安心。
もしオアフ島を直撃していたら、ハワイは発電所がすぐにダメージを受けるので大変なことになっていたと思います。
今回は、そんなハワイの電力のお話です。
この日も風が強く、ヤシの木の葉が激しく横になびいていました
数か月前、オアフ島のコオリナゴルフコースでプレーをしていた時のこと。
7番ホール・ティーイングエリア前方に広がるフェアウェイの左奥に、いくつかのホテルが広がっているのが見えました。
そうだ、ここはリゾート地だったんだ、と改めて思いながら右奥にも目を向けてみると、山の上から大きな煙突が出ていることに気が付きました。
7番ホールティーイングエリアより
左にはホテル、右奥の山の上には煙突が見えます
煙突をアップにしてみると、こんな感じ
実はこの煙突、ハワイ電力工業カヘ発電所(Hawaiian Electric Kahe Power Plant)で、今もオアフ島の電力を供給しています。
1963年に建設され、今年で57年目を迎えるこの発電所は、リゾート地の開発が盛んなコオリナ地区では比較的古めの施設です。
ハワイのゴルフコースでは時々周りを見回すと、こんな風に昔と今が共存する景色を見かけることがあります。
リゾート気分を盛り上げるアウラニホテル
右側には“あの形”をしたバンカーも見えます
ということで、皆様もコオリナゴルフコースでプレーする際は、フロントハーフの7番ホールに要注目。
アウラニホテルのさらに奥、山の上に見える不思議な煙突に同行者が気付くかもしれません。
「あれはなんの煙突?」なんて聞かれたときは、このブログのことを思い出してください。
「ハワイの発電所のひとつ」とスマートに答えることができるかもしれません。
以上、タチバナゴルフでした。
Tachibana Enterprises LLC 渡辺 達夫