悪天候でのソニーオープン
アローハ!タチバナゴルフです!
さて、今年も1月9日(木)~12日(日)にかけて、年始の恒例行事ともいえる「ソニーオープン・イン・ハワイ」がオアフ島のワイアラエCCで開催されました。
今年のソニーオープンは快晴に恵まれた昨年とは違い、4日間雨と風がプレイヤーを苦しめました。
昨年のソニーオープン覇者マット・クーチャー(Matt Kuchar)選手や、前週マウイ島で開催されたセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ(プランテーションコースatカパルア)を制したジャスティン・トーマス(Justin Thomas)選手が予選突破を逃すなど、大きく荒れたトーナメントでした。
そんな今年のソニーオープン優勝者はキャメロン・スミス(Cameron Smith)、オーストラリア出身の選手です。
ウイニングスコアは11アンダーの269、首位で並んだブレンダン・スティール(Brendan Steele)選手とのプレーオフを制し、個人戦初優勝を飾りました。
一方のブレンダン・スティール選手は、3日目終了時点で2位のスミス選手に3打差をつけてリードしており、最終ホールまで1打差を保っていましたが、ツアー通算4勝目は目前でお預けに。
まさにとんびに油揚げをさらわれるように、優勝を逃してしまったわけです。
賞金も優勝賞金が$1,188,000に対して2位は$719,400と、その差額は$468,600でした。
日本円に換算($1=¥110)すると約5,154万円にもなります。
優勝したスミス選手は、母国オーストラリアで被害の拡大が続く森林火災からの復興に役立ててもらうべく、優勝賞金の一部を寄付すると明かしています。
9選手が参加した日本勢は4選手が予選を通過し、中でも松山英樹選手が健闘。
1オーバーの57位タイで薄氷の予選通過となりましたが、3日目67、最終日66とスコアを伸ばし、トータル6アンダー12位タイでホールアウトしました。
日本のトッププロと世界のスターが一堂に会し、かつ選手と観客の距離が近いソニーオープン。
会場のワイアラエCCは会員制のゴルフ場で、ハワイ屈指の格式を誇る名コースなので、その中に入るだけでも十分な価値があります。
今年は天候にこそ恵まれませんでしたが、晴天時は心地よい気候で観戦できるだけに、1月のハワイ旅行を検討される際はソニーオープン観戦も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
以上、タチバナゴルフでした。
Tachibana Enterprises LLC 渡辺 達夫