死のプールC！大接戦の幕開けとなった
フランスvアルゼンチン観戦レポート
［9月21日/東京スタジアム］
皆さん、こんにちは！JTBスポーツラグビー担当です。
大会2日目、今回は9月21日（土）、前日に開幕戦が行われた東京スタジアムで、フランスvアルゼンチンのプールCの初戦レポートをお伝えします！
試合当日は、終日曇りで気温は23℃ほど。湿度が低く、体感温度20℃とラグビー観戦にはとても快適！
「死のプール」と言われるプールCで、決勝トーナメントに進むためにも、互いに負けられない気迫のこもった激闘が予想されたこともあり、会場となる京王線・飛田給駅には、試合開始3時間前から「レ・ブルー」や「ロス・プーマス」をまとった応援団や多くのファンが集結。
海外チーム戦とあって、やはり外国人比率が高い！
京王線・飛田給駅には試合開始前から続々とファンが駆けつけていました
＞＞プールCの組合せはコチラ
https://www.jtb.co.jp/sports/rwc2019/match.asp
飛田給駅からのスタジアム通りでは、ラグビーファンのビール消費を期待した呼び込み合戦も行われ、海外チームならではの衣装やコスプレなどで街を彩ります。
スタジアムでは、試合前からサポーター同士の国際交流が始まっており、フランス、アルゼンチンのみならず、アイルランドなどの他の国のユニフォーム着ている人もたくさん！
皆々がラグビー体験者なのか、なんとなくサポーターたちも体格が大きい方が多いようですね。
スタジアム通りではビール販売の準備も進みます
試合前から各チームの応援衣装を纏い、準備も万端
今回は少し両チームの紹介をしておきましょう！
「レ・ブルー」の愛称で知られる世界ランキング8位（※注）のフランスは、華麗なパス回しは「シャンパンラグビー」「フレンチフレア（ひらめき）」と呼ばれ、1999、2007年大会で優勝候補の本命と目されていたニュージーランドを破った試合はワールドカップの名勝負として語り継がれたことで知られています。
これまで大会では準優勝が3度となり、2023年のW杯開催国であるフランスは、本大会で悲願の初優勝に挑みます。
「ロス・プーマス」の愛称で知られる世界ランキング11位（※注）のアルゼンチンは、最近3大会で準決勝進出を2度果たしている南米の雄。
世界最高峰のリーグ「スーパーラグビー」などで選手が個の力を高めています。
サッカー伝統国なだけあって、バックスのキックの技術は総じて高く、FWは闘志むき出しの激しい当たりが特徴。
フランス代表とアルゼンチン代表は、2007年のフランス大会の開幕戦で対戦し、アルゼンチン代表が開催国のフランス代表を破り大きな話題となったことでも知られています。
さらに、3位決定戦でもアルゼンチン代表が再びフランス代表を下し、同国史上最高の3位となった因縁の対決でもあるんですね！
これまで両者は過去に50試合戦い、通算成績はフランス代表が35勝14敗１分と上回っているが、この10年間だけ見ると4勝4敗の五分の成績で、どちらが勝つがわかりません！
注：世界ランキングは2019年9月16日付のデータとなります。
最新ランキングはコチラ（外部サイト）
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https://www.world.rugby/rankings/mru?lang=ja
さて、試合に話を移すと、スタジアムには、4万4千人を超える熱狂的なファンが駆けつけ、プレー毎に一喜一憂し、スタジアムが唸りをあげています。
試合は序盤、開幕戦の固さからか互いにミスもあり、またディフェンスのぶつかり合いで、互いになかなか点を取ることができませんでしたが、PG（ペナルティゴール）を決め、アルゼンチンが3-0と先制。
しかし、ここからフランスが立て続けにトライで勢いにのり、20-3と大量リードで前半を折り返し。
後半に入ると、南半球の強豪で、今年のスーパーラグビーで準優勝したジャガーズのメンバーが多いアルゼンチンも反撃を開始し、一時は逆転に持ち込みますが、DG（ドロップゴール）でフランスがすぐに23-21と再逆転！！
試合終了間際のアルゼンチンPGが左に外れ、そのままノーサイド。
フランスが23-21でアルゼンチンを振り切り激闘を制しましたが、前半のフランス支配から一転、後半のアルゼンチンの一時逆転劇は今大会のハイライト入りか？！と思わせるほどの見ごたえある試合でした！！
海外チームの試合でも見どころはたくさん！
強豪ぞろいの『死のプール』から益々目が離せませんね！
以上、観戦レポートでした！次回をお楽しみに！
INFORMATION
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