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パブでのスポーツ観戦

皆さんこんにちは!
夏が終わりを告げようとしているロンドンからラグビーワールドカップ2015(RWC2015)にまつわる情報をお伝えいたします。 今回はRWC2015とは少し脱線してPUB(パブ)でのスポーツ観戦についてご紹介したいと思います。

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イギリスの人たちはスポーツ観戦が大好きです。 そして、お酒も大好きです。 注目の試合がある日には、普通のPUBもにわかにスポーツPUBに早変わりします。 たいていのPUBが大型のテレビを持っていて、試合を映し出すので、お客さんはそれを観ながら、しこたまビールを飲むというのが定番です。 RWC2015についても、すでに色々なPUBが看板や店頭に呼込み文句を掲げお客様の獲得にやる気を出しています。

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つぎに、PUBのルールをご紹介します。PUBはお酒も食事もカウンター注文、カウンター支払(cash on delivery方式)が基本です。 複数名でPUBに入ったら、まずテーブルを見つけます。 テーブル番号を覚えたら、誰かが代表してカウンターに注文に行きます。 飲物と料理を注文してその場でお金を払います。 飲物はそのままカウンターで受取り、料理はテーブル番号を告げておけば店員さんが持ってきてくれます。 割り勘という感覚はあまり一般的ではなく、追加の飲物や料理をまた別の人が注文&支払いに行くということで大まかに帳尻を合わせていくようです。 この方法、慣れてみるととても楽チンです。 自分の好きなペースで飲めますし、会計が済んでいるので、帰り際に酔っ払った頭で割り勘する必要もありません。 好きなときにさっと帰れる手軽さが魅力です。 応援しているチームの情勢が悪ければプイッと帰ってもいいのです。

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ちなみに日本の居酒屋さんと違うのは、屋内は完全禁煙であることと、食事と飲物を両立しているPUBが少ないということです。 テラス席では喫煙できるPUBもありますが屋内ではタバコは吸えません。 愛煙家の方はご注意ください。 またPUBでは食事を取らず、家に帰ってから食事するという人が多いそうで、つまみも無くひたすら飲み続けている人が多いのも特徴です。

イギリスに来られたら、ぜひPUBでのスポーツ観戦を体験してみてください。

それではまた次回RWC2015、イギリス、ロンドン情報をお送りします。See you!

JTBヨーロッパ ロンドン支店 高野 はるな

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