イメージ

2018.12.3

イベント

top

[大会レポート Vol.2]
スケートボードの祭典!
The Skate Exchange-powered by JTB-

皆さま、こんにちは!JTBスポーツWeb事務局です。

前編に続き、後編のVol.2では、スケートボードの祭典!The Skate Exchange-powered by JTB-の大会レポートについて触れてみたいと思います。

イメージ

カルチャー的な要素も強い「スケボー」において、革新的な新イベントが12月1日(土)に開催されました。 スケートボードと文化交流を融合させたイベントに、女子スケートボード界の世界的ビッグネームが東京都足立区に集結。 筆者も通常のスポーツ観戦とは異なる本イベントにドキドキ、ワクワクしながら参加してみました。

イメージ

京成関屋駅に降り立ち、徒歩5分で会場となるムラサキスポーツ東京に到着。 朝10時過ぎから親子で会場へ向かうスケーターたちが目立ちます。

イメージ

イメージ

会場にはお子様連れのファミリーが目立ち、賑やかな雰囲気に。

イメージ

会場内にはビールやハンバーガー、フライドチキンなどのお店も立ち並ぶ。

イメージ

こんな高い坂(壁??)を駆け上がるスケーター達。

一般オープン前である午前中はプライベートイベントである「Hands on Tokyo」としてスケートクリニックが実施され、プロスケーターが留学生等との交流を図り、スケートボードの浸透はもちろん、アートやファッション、カルチャーとしてのスポーツであることが再認識できる場となりました。

イメージ

コンテスト前には会場内に集まる多くの観戦客の姿が。

メインコンテストに向けてプロスケーター等のウォームアップが開始され、先ほどまでとは異なり、難しいトリックを繰り返し練習することでデッキと本会場のとの相性を確かめています。 キッズが多いと言えども、そこはやはりプロのスケーター。 アスリートとしてお互いを高め合う瞬間を目の当たりにしました。

イメージ

小さなキッズ達もスケーター達の技に魅了されていました。

イメージ

既に会場には多くのスケーターファンが来場され、お目当てのスケーターを見つける度に歓声が会場内に響き渡るなか、13:00からは、いよいよコンテスト「Pro Best Trick Contest」がスタート。 DJの小気味の良いトークやバックミュージックが流れるなか、4人程のグループ毎に5分間の練習を経て本番競技に挑むことに。

まずは日本人スケーター達が華麗な技で競い合います。
ストリートをイメージさせる坂や階段、手すりなどをもの凄いスピードで駆け巡るスケーター達を観るファンの目線はキラキラし、トリックを決めるごとに大きな歓声が会場内を埋め尽くします。
途中、トリック失敗による滑り落ちや転倒など、瞬間的に顔を背けたくなるシーンもあるなか、スケーター達はすぐにムクっと起き上がり、競技に戻ります。 女の子とは思えない程のガッツと前向きな姿勢に、周りの大人たちからは「すごいな~」、「えらいな~」、「痛くないのかな~」等の声が。。。(笑)

イメージ

後半に進むにつれて、世界のトップスケーター達が登場。 アメリカのレイシーやマリア、サマリア、フィリピンから来日してくれたダイダル等は日本のキッズ達の間でも憧れのスケーターとあって、歓声も人一倍大きなものに変わります。 彼女らはトリックはもちろんのこと、会場内を盛り上げる陽気なアクションや振る舞いもあり、競技としてだけでなく、エンタテイメントとしてスケートボードを盛り上げることも大切にしており、カーブボックスやハンドレールでグラインドやスライドを決めるなど、やはりトッププロは見ている人たちを虜にさせる“何か”を持っているんですね!

イメージ

難しいトリックを決める海外スケーター達。

日本からも東京2020大会でもメダルが期待される西村碧莉(あおり)選手、藤澤虹々可(ななか)選手など、共に10代のトップスケーターも参加し、やはり地元である日本からの出場もあり、歓声も大きいなかで数々のビッグオーリーを決めてくれました!

イメージ

表彰式を前に多くのキッズ達が集まります。

今回のコンテストは競技としてよりも、会場を魅了したトリックを決めてくれた選手を選考スタッフが順位付けし、なんと藤澤選手、西村選手の日本人スケーターが1位、2位を独占! Congraturation, Nanaka & Aori !

イメージ

メインスポンサーである㈱JTB 法人事業本部スポーツビジネス推進室の五十嵐室長から優勝賞金が贈呈される藤澤選手。

イメージ

コンテストのTOP3に入った藤澤選手(写真左)、西村選手(写真中央)、ダイダル選手(写真右)

表彰式を終え、最後は参加者全員と観戦したスケーター達のお決まり集合フォトショット。 さらには、トップスケーター達によるサイン会が催され、アスリートのみならず、観戦したファンの皆さんや関係スタッフとの距離が近いことも、スケートボードの魅力かもしれませんね!

イメージ

選手やファンと共に集合フォトショット

イメージ

お気に入りの選手の板にサインをお願いする子ども達。

イメージ

トップスケーター達のサイン会には多くの列が立ち並ぶ。

イメージ

本イベントでは多くの報道陣も駆けつけてくれました。

東京2020大会が2年後に迫っている中で、競技種目にもなっているスケートボードについては他スポーツジャンルと比較しても、かなり若い層での戦いとなることが予想されていますが、本イベントを観る限り、日本のスケーターも海外選手に負けず劣らず素晴らしいテクニックを持っています。

イメージ

未来を感じさせてくれるスケーター達のトリックが見どころ。

日本各地でもイベント等でスケートボードの認知が高まることにより、スポーツツーリズムにおいても新たなファン創りが実現され、2020年以降においても競技はもちろんのこと、スポーツ=健康づくりとしたレガシー形成となる切っ掛けとなるのでは?と感じさせてくれる一日となりました。

関連記事