愛知県の人気温泉地 おすすめ10選

全国でも希少な飲用可のラドン温泉。 トヨタ自動車を擁する豊田市内、猿投山麓に湧く豊富なミネラルを含む天然のラドン温泉。愛知県で初めて飲泉許可を得た療養効果の高い天然ラドン泉は、日本で7％と湧出数が少なく、「医者がすすめる奇跡の温泉」に東海三県で唯一選ばれ、その泉質の確かさは広く証明されている。一軒宿の「ホテル 金泉閣」では古代檜造りの大浴場が楽しめ、日帰り温泉の「岩風呂 金泉の湯」では趣深い岩風呂や庭園露天風呂で効能豊かな良泉に浸かれる(金泉の湯の営業時間等は要確認)。源泉を飲用することで、温泉成分を100％取り込み、肺から気化した成分を呼吸により吸入。入浴により皮膚からゆっくり成分を取り込む、トリプル効果が話題になっている。敷地内には200m山道を登ったところにある鈴ヶ滝湖から流れる滝もあり、浴衣のままお風呂上がりの散策も楽しめる。

日本の名湯百選に選ばれた水郷の温泉。 作家・吉川英治が“東海の潮来”と称えた、水郷の地に湧く温泉。地下1200mからこんこんと湧く湯は、日本の名湯百選に選ばれた治癒効果の高い良泉だ。宿泊施設は「湯元館」と別館の「湯元別館」がある。温泉は湯量が豊富で、源泉かけ流しで使用している。岩風呂の露天風呂がある日帰り入浴施設の「東海センター」も、地元の人の社交場として人気。また、その温泉を利用した公共の足湯施設もあり、ゆっくりと1日を過ごせる憩いの場でもある。

国宝犬山城のお膝元、木曽川河畔の湯処。 現存する天守閣で有名な国宝・犬山城のほとりに、平成8年(1996)に湧き出た温泉。木曽川河畔近くでこの温泉が利用できる宿が4軒あり、博物館明治村や日本モンキーパーク、野外民族博物館リトルワールドなど、周辺には観光スポットも多い。pH8.7のアルカリ性の冷鉱泉「白帝の湯」を加熱して使用しており、肌がつるつるになると女性に好評。

海の観光地としても人気の三河湾国定公園に囲まれた温泉。 約1200年ほど前に、僧・行基によって発見されたのが始まりと伝えられる由緒ある温泉。弘法大師が巡歴の途中、海のきれいな三河湾と眺望絶景の自然美に感動し、立ち寄った記念に何か残したいと南山の麓で掛け声と共に杖を突いたところ温泉が湧き出たという言い伝えも残る。各宿ごとに泉質の異なる温泉が楽しめる全国的にも珍しい温泉地だ。穏やかな三河湾は、ヨットやボードセイリングなどマリンスポーツのメッカとして人気も高く、地元の海の幸の料理も楽しみだ。山頂からは東洋一の大きさを誇る子安大師像が見守り、その足元にあるラバーズヒルは、三河湾に沈む美しい夕暮れの景色が目の前に広がる。デートスポットとしてカップルにおすすめ。

歴史ある信仰の山と四季折々の自然の変化を堪能。 古くから霊場として信仰を集めた霊峰、鳳来寺山の東麓を流れる宇連川（うれがわ）沿いにある奥三河を代表する湯谷温泉は、1300年前に開山された鳳来寺の利修仙人により発見された源泉「鳳液泉」を湯元にして古くからの温泉地として多くの人に愛されている。湯量も豊富で、温泉街入口にある温泉スタンドで温泉を購入することもできる。湯谷温泉を中心に宇連川の上・下流約5kmの間を鳳来峡と呼び、流紋岩質凝灰岩の川底は板を敷き詰めたように見えるので板敷川と呼ばれている。宇連川の両岸に旅館が建ち並び、７軒ほどの温泉郷を形成し、温泉街の入り口には、足湯を楽しむ場所もある。

レジャーやグルメスポット満載の知多半島に湧く三湯。 三河湾と伊勢湾に囲まれた知多半島の南端に位置し、内海、山海、豊浜の3温泉からなる温泉郷。国道247号沿いに宿泊施設が点在する。地下1300mから湧き出る塩化物泉は、太古の湯とも呼ばれる。なかでも内海・山海は海水浴場を有し、夏場にはマリンスポーツや海水浴客などで賑わう。また、半島ではゴルフやフルーツ狩りなど温泉以外のレジャースポットも多く、地元の魚介類が楽しめるので、家族連れや恋人同士など幅広い層に支持されている。

大パノラマの美しさ広がる、万葉歌人にも愛された風光明媚な温泉。 三河湾に突き出した西浦半島の先端に位置し、三河湾の海のパノラマがダイナミックに楽しめる風光明媚な温泉街。その風景の美しさは、昔から万葉歌人にもこよなく愛され、多くの歌が詠まれているほどである。それらの歌を集めた「万葉の小径」や「俳句の道」も整備されているので、歌を見ながら散策を楽しむこともできる。400m程続く海水浴場「西浦パームビーチ」が整備されており、海水浴・マリンスポーツ・釣り、日帰り温泉などを楽しむこともできる。プチリゾート気分を味わいながら、のんびりと休日を満喫しよう。

奥三河の山々に囲まれた閑静ないで湯。 豊田の奥座敷稲武（いなぶ）地区・城ヶ山の麓に湧く鉱泉。稲武地区の中心部に小さな旅館が点在する。閑静な山のいで湯ゆえ、静養する向きには好適。男女別に総檜風呂がある名倉川に面した「ホテル岡田屋」(武節町)、おしゃれな部屋風呂がある「青柳亭」(稲武町)の2軒の宿がある。各宿とも日帰り入浴も可能だ(営業時間は等要確認)。川魚や山菜、シシ鍋などの奥三河の山の幸が食膳にのぼる。

古くから皇族・文人に愛された海辺の湯。 三河湾の名勝・竹島を望む海沿いの温泉。国の天然記念物にも指定されている竹島が絵画のような借景となり、古くから皇族や多くの作家が好んで逗留した。大浴場から竹島を望む「ホテル竹島」は、全室から三河湾を望む眺められる絶景の宿。また、クラシックホテルとして名高い近くの「蒲郡クラシックホテル」には、温泉はないが、ホテル竹島の温泉を利用できるプランがある。他に三河三谷駅前のビジネス等に便利な「蒲郡ホテル」、三河湾スカイライン沿いの「天の丸」、その別館で全室露天風呂付きの「天の丸別邸　風の谷の庵」が、蒲郡温泉を名乗る宿だ。アルカリ性単純温泉と単純弱放射能泉の2種類の温泉が使用されている。

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