赤穂ならでは新鮮な海の幸に誰もが納得の舌鼓
宿の自慢の一つは、新鮮な瀬戸内の味覚を味わえる会席料理。素材は、季節を追って桜鯛からアナゴ、タコ、タチウオ、地元の「坂越カキ」など、魚介類が目白押しです。
ハモは、秋に「名残の鱧」へと呼び名が変わり、脂がのって旬の夏の時期よりもうまいとの評判も。春には鯛塩釜や鯛しゃぶなどの鯛料理、夏には鱧しゃぶが代表する鱧料理や穴子料理、秋は濃厚な味わいの渡り蟹の料理、そして冬には牡蠣のすき焼きや牡蠣鍋などの牡蠣料理。さらに地元の野菜や松茸なども加わって、四季折々の料理が提供されます。
前八寸からお造りや焼き肴、揚げ物、今月の祥吉スイーツなど、数々の料理が供される滋味豊かな会席料理。それに加えて地元産の酒米で仕込んだ播州の蔵元自慢の地酒。瀬戸内の四季の恵みを美酒とともにじっくりと味わう贅沢は、旅の醍醐味でもありますね。
陽光きらめく瀬戸内の海、客室で味わう眺望の贅沢
お部屋は、25室全室がオーシャンビューの客室。大きな窓の向こうにキラキラと光る瀬戸内の海が広がり、どの客室も明るく開放的な雰囲気です。シンプルな10畳の和室から、赤穂緞通や赤穂雲火焼など赤穂・播磨の伝統文化が散りばめられた「赤穂御崎ご当地ルーム 潮風」まで、間取りや内装にさまざまな趣向や工夫が施されています。BC工房制作の座り心地のよい椅子や、オリジナルの作務衣も好評です。
一番人気は最上階の2つの露天風呂付客室。デッキに設えた露天風呂がなんといっても最高です。「お風呂リビング」のコンセプトで造られただけに、その湯浴みでのリラックス度は満点。時間とともに表情を変える瀬戸内の海景色や見事な夕日を眺めながら、ゆったりと湯浴みを楽しむ贅沢。おすすめです。
コンセプトは「瀬戸内の夕日と空を感じられるお風呂」
宿自慢の大浴場は2つあり、男女入れ替え制です。露天風呂付き大浴場「爽天の湯」は、海と湯船が繋がってまるで一体になったような不思議な感覚が味わえる内湯が話題に。珍しい手法の仕掛けが施されているので、ぜひ実際に体験してみてください。浴場棟「綿水」・「銀水」が露天風呂で繋がった大浴場「蒼海の湯」では、岩組の露天風呂や壺湯にとっぷりと浸かりながら、潮風と波の音に包まれて180度の大パノラマを楽しめます。露天風呂には塩化物泉の温泉が引かれているので、湯の心地よさも抜群です。
湯上りにはロビーラウンジへ。火照った身体にうれしいサービスのアイスキャンディー。宿のきめ細やかな心配りが、一緒に身体に溶け込んで行くようです。
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