大雪山の玄関口、層雲峡から黒岳へ。大自然の懐で山歩きや紅葉を満喫【北海道 大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ】

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大雪山の玄関口、層雲峡から黒岳へ。大自然の懐で山歩きや紅葉を満喫【北海道 大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ】
黒岳ロープウェイから雲海を見下ろす
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公開日:2022.08.07
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更新日:2022.08.07
「北海道の大屋根」とよばれる大雪山。最高峰の旭岳をはじめ、いくつもの山々が集まる山塊の総称で、「大雪山系」とよばれることもあります。周囲には豊かな自然が残っており、一帯は大雪山国立公園に指定されています。 その大雪山の東側の表玄関にあるのが「大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ」です。 ふもとの層雲峡温泉にある層雲峡駅から黒岳の5合目にある黒岳駅まで、標高差630mをわずか7分で結びます。101人乗りのゴンドラや5合目の展望台からの眺めがすばらしく、大雪山系の山々を一望できます。 ハイシーズンの夏は、ロープウェイは朝6時から運行しています。ハイキングや登山のベースとして、多くの人に利用されています。

7合目まではリフトも運行。そこから2時間ほどで憧れの山頂へ

5合目から7合目まではペアリフトで15分ほど
5合目から7合目まではペアリフトで15分ほど
夏から秋にかけては、5合目から7合目までのペアリフトが運行されます。7合目から標高1984mの黒岳の山頂までは、ゆっくり歩いて2時間ほど。山頂からは奥行きのある大雪山の絶景が楽しめますよ。 ハイキングなら「黒岳カムイの森のみち」がおすすめです。片道15分ほどのトレッキングコースで、終点の「あまりょうの滝展望台」からは、また違った黒岳の眺望を楽しめます。 登山でもトレッキングでも、山に入るときは装備を万全に。天候の急変にも備えておいてくださいね。

見ごろは9月。日本一早い紅葉を見ながら空中散歩

紅葉のなかを進む黒岳ロープウェイ
紅葉のなかを進む黒岳ロープウェイ
黒岳は日本一早い紅葉が見られる場所としても知られています。 年によって多少の差はありますが、9月上旬に黒岳山頂付近から色づきはじめ、中旬には7合目、下旬には五合目くらいまで下りてきます。 麓の層雲峡温泉街の木々が色づくのは10月上旬ごろ。約1カ月もの間、紅葉を楽しむことができます。 ロープウェイやリフトから眺めるのはもちろん、紅葉を見ながらのトレッキングもおすすめですよ。

早朝にお楽しみあり。層雲峡温泉に泊まるのがおすすめです

5合目展望台から雲海を眺める
5合目展望台から雲海を眺める
層雲峡温泉は、大雪山系では最大の温泉街。大小さまざまな温泉宿が立ち並んでいます。 この温泉街からロープウェイの乗り場までは徒歩5分ほど。夏から秋にかけては朝6時から運行しているので、ここに宿泊して早朝のお散歩に出かけるのもおすすめです。 夏は、条件がよければ5合目の展望台から雲海が見られることも。朝日をいっぱいに浴びて輝く早朝の紅葉も素敵です。
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