買い物大好きなら秋の台湾へ!掘り出し物満載のバーゲン情報
台湾で大々的なバーゲンセールが開催される時期は、春節(旧正月)前と、秋の周年慶。特に周年慶の期間は、大型百貨店も町の小売店も、大幅な割引セールや特典を用意。これを目当てに買い物客が殺到し、お祭り騒ぎとなります。この時期に台湾を訪れるラッキーな方、思いっきりショッピングをお楽しみください。

台北は観光やグルメだけでなくショッピングも楽しめます。
1番のおすすめ!秋の大感謝祭セール「周年慶」
台湾旅行の目的は、ズバリ買い物!という方に最もおすすめの時期は、秋の「周年慶」でしょう。「アニバーサリー・セール」「創業祭」などともいわれるイベントで、お店側にとっては、年に1度の大感謝セールという位置づけのようです。セール開催の時期は、それぞれの店舗によって異なりますが、中心となる時期は10~11月。詳細は、各社のホームページなどで告知されますので、この時期に台湾を訪れる方はぜひチェックしてみてください。
周年慶のセールが始まると、台北101ビルのショッピングモール、SOGOや新光三越などのデパートから、繁華街の小売店まで、あらゆるお店が買い物客で大混雑。どこも割引や様々な特典を掲げ、台湾中が大バーゲンセールに突入します。人気店のセール初日の混雑ぶりは、台湾のテレビでも必ず取り上げられる季節の風物詩です。最近では、大陸から訪れる中国人観光客の“爆買い“で、さらに活況を呈しています。
普段、なかなか値引きしない化粧品やブランド物が安くなったり、お得なセット販売になったり、ポイントがたくさん還元されたり。人々の購買意欲をくすぐるような「オマケ」の品や特典に、どの店も力を入れています。台湾の女性はこの時期に狙いを定めて、目当ての化粧品をまとめ買いする人も珍しくないようです。
日本ほど、明確な四季の違いはない台湾ですが、それでもゆるやかに春夏秋冬の移り変わりはあります。10月になると暑さが一段落し、11月には肌寒いと感じる日も。このため、周年慶のセールは、春夏向けの商品を在庫一掃する時期としても、ちょうどよいのかもしれません。
超掘り出し物に出会える!旧正月「春節」前の大セール
これに対し、秋冬物の衣料品などの割引は、1月頃から始まります。そして2月の旧正月までの時期が、春節(旧正月)前の大バーゲンセールとなります。価格的には、この旧正月前のセールが1年で1番安くなる、と言う方もいます。品揃えの豊富さ、華やかさという面では、周年慶のセールがおすすめですが、破格の掘り出しものに出会えるという点では、冬の春節前セールも負けてはいません。ただし日本のお正月と同様、旧正月は家族や友人をもてなす機会が増えるため、春節を祝う料理に使う食材など、むしろ普段より値段が高くなるものもあります。
夏にもあります!「年中慶」セール
春夏シーズンの衣料品などは、ヨーロッパではバカンス前の6月、日本でも例年、6~7月にバーゲンセールが行われますが、暑い季節が長い台湾の場合、この時期は、まだ夏物の販売が続行中。とはいえ、春節と周年慶、二大セールのほぼ中間地点にあたる6月には、「年中慶」と呼ばれるセールがデパートなどで開催されます。特に欧米系のブランド物は、この時期にも割引価格を設定するところが多い印象です。
台湾で買い物するなら知っておきたい「買一送一」「OO折」
台湾でのショッピングをさらに楽しむために、ぜひ知っておきたいのが、「買一送一」の表示です。これは「1つ買うと、もう1つ無料でおまけします」という意味。台湾の町を歩くと、この表示を掲げた看板や、商品のポップなどをあちこちで目にします。日用品から食料、テイクアウトのコーヒーまで、ありとあらゆるものが「買一送一」になりますので、お見逃しなく。この発展形で、例えば「買十送一」、つまり「10個買ったら1個おまけ」などもあります。
そのほか「2つ買えばセット割引でXX元」=「任2件XX元」、「2つ買うと、2つ目の代金は3割引」=「第2件7折」など、様々な割引表示が掲げられています。「7折」とは、日本語だと「7掛け」、つまり上代の7割の価格です、3割引しますよ、という意味です。最初は戸惑うかもしれませんが、よく使われる漢字を覚えてしまうと、だんだん目が慣れてきます。メモ用紙とペンを携帯し、価格を紙に書いて確認してもらう、というのも確実で安心な方法です。
台湾には、ショッピングの他にも美味しいものを食べたり、歴史的な建物を鑑賞したりと、さまざまな楽しみ方があります。台湾の魅力をコンパクトにぎゅっと詰め込んだ現地ツアー情報はこちらへ。