バンコク交通事情(タクシー、トゥクトゥク、バイクタクシー、バス編)

JTBタイ支店
Rattiya

バンコクの交通事情と聞いて、まず想像されるのが市内の交通渋滞。それもそのはず、世界の渋滞都市ランキングでワースト8位にランキングされています。昨今の経済発展にともない、マイカー人口が増えたのが大きな要因と言えますが、平日の出勤および帰社時間帯の渋滞は凄まじく、地元民でもイヤになるほど。また私の体験談ですが、金曜午後の時間帯にせいぜい5キロ程度先の目的地にたどり着くのに、なんと2時間(!)を要したことがあります。

とは言え、暑いバンコク市内を移動するには乗り物は不可欠です。バンコク市内を移動するための交通手段についてご案内します。

タクシー編

緑、黄色、赤やピンクなど様々な色の車両が走っています。どの色が一番良いかといった差は、ほとんどありません。初乗り料金は35バーツ(日本円で約120円、2016年3月1日現在)で、車内はクーラーも効いていて快適なのですが、注意する点はいくつかあります。

まず、ドライバーさんのほとんどがタイ語しか話せないこと。目的地を英語で話しても、ほとんどの場合、言葉が通じません。また、飲み屋近辺の流しのタクシーや、待機しているタクシーはメーターでなく目的地がすぐそこでも200バーツ(約750円)と料金をふっかけてくることがあります。乗車したら、まずメーターで走ってくれるのかを確認しましょう。

トゥクトゥク編

街中を走るタイのシンボル的な存在の三輪自動車で、一度は乗ってみたいと思われる方も多いかと思います。ただ、料金は特にメーターが車両に付いている訳ではなく初乗り料金制ではないため、乗車する前に行先を伝え値段交渉が必要となります。また、タクシーと同様、タイ語しか話せないドライバーさんが多いため、きちんと場所を伝えられるかが肝心です。騒音を出しながら風を切って走る爽快感は、他の国ではなかなか経験できない体験ですので、試してみてはいかがでしょうか?

バイクタクシー編



簡単に説明すると、バイクの二人乗りです。狭い路地を進むのに適した移動手段ですが、大通りなど車両の多い場所での乗車は、危険が伴うためあまりおすすめ出来ません。こちらもドライバーさんとの料金交渉が必要です。ドライバーさんはオレンジのベストを着ています。料金はだいたい15バーツ(約50円)くらいからです。

バス編

実はバンコク市内にはいくつか路線バスが走っています。上記に挙げた交通手段に比べ定額なため、市民の足になっています。バス車両にはクーラー付きとクーラー無しの2種類が存在し、料金はクーラー付きが11~24バーツ(約40~80円)、クーラー無しが7バーツ(約25円)となっています。ただ、どのバスがどこへ行くのかが分かりにくいことと、降りるタイミングが分かりづらいのが難点です。

いずれにしても、渋滞はつきもののバンコク市内。あせらずマイペンライ(タイ語で気にしない、大丈夫)の気持ちで散策を楽しんでみてはどうでしょう?

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