知る人ぞ知るミャンマーの美しすぎるビーチ3選

アシスタントマネージャー
ニラキン

アンダマン海やベンガル湾に面した広い国土を持つミャンマーは、知る人ぞ知る美しい白砂のビーチの宝庫。近隣のタイやマレーシアにも負けてはいません!豊富な自然や、ローカルな雰囲気がたっぷり残っているのも嬉しいところ。国際級リゾートから庶民的な宿まで、居心地の良いホテルも充実してきました。

ミャンマーのベンガル湾やアンダマン海に面した海岸線には、たくさんの絶景ビーチが点在しますが、旅行者にとって心配なのは、アクセスや滞在施設の有無。そこで今回は、最大都市ヤンゴンから出かけられる距離にあり、もちろん海は美しく、宿泊施設も整っているおすすめビーチリゾートを3つ選んでみました。

シュエダゴンパゴダで有名な

1.ガパリ(NGAPALI)ビーチ


ガパリは、アラカン州で2番目に大きい町、サンドウェ(Thandwe)の南にあります。アンダマン海に面しており、青い海と真っ白い砂が迎えてくれる、ミャンマー随一のおすすめビーチリゾートです。ヤンゴンからのアクセスは、飛行機でサンドウェまで空路約45分。ここからガパリまで車で約20分となります。ヤンゴンから陸路では約460kmと遠く、直行バスを利用すると半日以上、車に揺られることになるため、あまりおすすめできません。また、雨季はどうしても海が濁るので、クリスタルクリアな海が迎えてくれる乾季の方がおすすめです。

「ガパリ」の名前の由来は、一説によると、なんとイタリアの「ナポリ」。植民地時代にミャンマーを訪れたイタリア人が名付け親とか。果てしなく続く白砂のビーチと、樹木の緑、そしてナポリに例えられる美しい青い海は、今も健在です。人気のリゾート地だけあり、宿泊施設も充実しており、高級ホテルから安価な宿まで、種類豊富にそろっています。ゴルフコースやスパ、シュノーケリングも楽しめます。

乾季(10~5月)は地元の漁のシーズンになるので、新鮮な魚介類を使った料理もおいしいです。アラカン州は、バングラデシュに隣接しているという地理的な理由から、イスラム教文化の影響を受けている地域。辛いものがお好きな方は、海の幸を使い、香辛料で味付けしたアラカン料理も試してみてください。ただし露店などで売っている魚料理は、鮮度がよくない場合もありますので、十分ご注意ください。

2.チャンター(CHAUNG THA)ビーチ


ミャンマーを流れる大河、エーヤワディ(イラワジ)川とその支流が海にそそぐデルタ地帯で、古くから水路を活用した交易都市として発展してきた町がパテイン(Pathein)です。このパテインから北西へ36km、ベンガル湾に面したビーチリゾートがチャンターです。高級避暑地というより、にぎやかな海沿いの町、といった風情で、ミャンマーらしいローカルな雰囲気が楽しめます。

アクセスは、パテインの町からバスで2時間ほど。ヤンゴンからの距離は約220kmで、ヤンゴン発直行バスを利用すると約7時間ほどかかりますが、車なら6時間ほどで到着できます。お手頃価格の宿泊施設やシーフード料理のレストランが続々、オープンしています。

チャンター・ビーチの沖合には、小さな2つの島があり、ボートで往来できます。島の周辺までいくと、海の透明度がすばらしくきれいです。また、島の上にパゴダがあるのも、ミャンマーのビーチならでは。なかなか異国情緒たっぷりの光景です。現地の人々にとってはとても神聖な場所であることを、心に留めておきましょう。ここでは、海を背景に、朝日を浴びて輝くパゴダの島を、チャンター・ビーチから眺めるのがおすすめ。ミャンマーの絶景スポットの1つです。

3.グエサウン(NGWE SAUNG)ビーチ


パテインの南西、チャンター・ビーチの南にある、ベンガル湾に面した美しいビーチリゾートがグエサウンです。ヤンゴンからの距離は約250km。アクセスは、直行バス利用で約7時間。車を手配すれば、もう少し早く、5~6時間で到着できます。ヤンゴンに駐在する欧米人や、ミャンマーの富裕層に人気がある海辺のエリアで、町の喧騒から解放され、ゆったりした時間が流れています。

白い砂浜とヤシの木、真っ青な海は、ガパリ・ビーチに勝るとも劣らぬ美しさで、ここがミャンマーのベスト・ビーチだ!という意見もあります。約15kmも続く砂浜は、南東アジアで最も長いビーチともいわれ、広い砂浜で乗馬を楽しむ姿などを見かけます。馬に慣れていない方も、観光客を馬に乗せてひいてくれるアクティビティなどがありますので、料金交渉してみましょう。日本円で数百円ほどと、お手ごろ価格で楽しめます。そのほか、ジェットスキーや釣りも人気のアクティビティ。食べられる種類の魚が釣れたら、泊まっているホテルで料理してもらいましょう。海には、美しいサンゴ礁のある無人島が点在し、最近ではダイビング・スポットとしても注目されています。

ミャンマーには、他にも、まだあまり知られていない魅力的な場所がたくさんあります。日本から訪れる場合は、ヤンゴンを起点に、あちこち回ってみてください。おすすめの現地発着ツアーはこちらへ。

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