見渡す限り花畑!チューリップ・フェスティバルでフォトジェニックな1日を!
バンクーバーを出発し国境を越え、アメリカはスカジットバレーへ。 黄、白、赤、オレンジ、ピンク、紫などカラフルに咲くチューリップがマウント・ベーカーの山麓を色鮮やかに彩ります。見渡す限りの色とりどりのチューリップ畑と澄み渡る青空のコントラストが作り出す風景は圧巻の美しさです。期間限定で開催されるチューリップ・フェスティバルに是非ご参加下さい!
スカジットバレーは世界第2位のチューリップ球根の生産率
毎年数百万人の人々が訪れるチューリップ・フェスティバル。バンクーバーからシアトル方面へ南下し約130キロ、シアトルに向かう途中に位置するスカジットバレーで4月1日~30日の1ヶ月間、チューリップのお祭りが開催されます。
ここスカジットバレーは、東側が山々に、西側が海に囲まれた穏やかな農村地帯となっていて、中心には蛇行したスカジット川が流れています。スカジット川で頻繁に発生する洪水のおかげで、この辺り一帯は肥沃な土壌が形成され栄養分に恵まれています。なんでも世界第1位のチューリップ球根の生産率を誇るオランダの土壌と非常に良く似ているとか!
30年以上続くチューリップフェスティバル!
1984年から始まったフェスティバルも、今年で34回目を迎えます!スカジットバレーではチューリップの球根生産が100年前から始まっており、700エーカーもの土地に咲き乱れるチューリップの花々に年々人気が高まっています。カナダ/アメリカの国境での混雑具合にもよりますが、車だと2時間程で到着できるためバンクーバーからも多くの観光客が訪れ賑わいを見せます。道の両側に咲き乱れるチューリップを、移動中の車窓から眺めるだけでも心が弾んできます!360度一面に広がるチューリップ畑の風景が疲れた身体と心に元気を与えてくれます!
スカジットバレーでは、同じチューリップ畑に2年続けて栽培しないため、去年咲いていた場所に翌年咲くことがありません。チューリップが咲く場所は、毎年変わるためフェスティバルのパンフレットや、公式ウェブサイトで事前に確認することができ、開花情報やイベント情報等も細かくチェックできます!
もともとフェスティバルの開催期間は、たったの3日間でしたが、その後10日間、17日間と少しずつ長くなり、今では30日間になりました。短い開催期間だった過去には、チューリップが満開になるタイミングを逃すこともありましたが、年々チューリップ畑の敷地面積が拡張されていくことに伴い開催期間が長くなりました。
チューリップタウンとローゼンガータ
球根栽培会社、スカジット・バレー・バルブ・ファームが所有するガーデン内で、4月いっぱい一般にオープンしているチューリップ・タウン(Tulip Town)は、チューリップ祭りの中心的存在。屋外のチューリップ畑はもちろんのこと、屋内フラワーガーデンショーがあり、天候を気にすることなく楽しめます。 このあと紹介するRoozengaardeの庭園より規模が大きく、一面に広がるチューリップ畑で色とりどりのチューリップを鑑賞できるのがポイント。広大な庭園敷地内には、トロリーでの移動サービスもあり、お子様に大人気の乗り物になっています。(大人:2カナダドル、子供:1カナダドル ※2018年1月現在) アート、クラフト、写真の展示、ライブ・ミュージック、苗木やお土産の販売も行われています。庭園内はオランダ風の風車を中心に、60種以上にも及ぶチューリップが咲き乱れて、トレイルを散策できるようになっています。
また、全米最大の球根栽培会社であるワシントン・バルブ・カンパニーが所有しているルーゼンガータ(Roozengaarde)は、約1600エーカーほどの広大な敷地面積を誇りチューリップだけではなく、水仙、アイリス等の畑もあります。このうちチューリップ畑は、なんと350エーカー!東京ドーム32個分に相当する広さを誇ります。オランダから移住してきたRoozen一家は、オランダで1700年中頃から続く由緒あるチューリップ球根農家で、現在は6代目が家業を継いでいます。母国オランダを忘れないよう、庭園内にはオランダから持ち込まれた本物の風車が設置されていてなんともフォトジェニック!
オプショナルツアーでは、上記2か所の代表的なチューリップ畑、チューリップ・タウンまたはローゼンガータのどちらかにご案内致します。色鮮やかなチューリップが作り出す美しい風景は、写真を何枚撮影しても撮り飽きることがありません。カメラの充電は忘れずに!予備用の電池もご持参いただくと安心です!一面に広がるチューリップ畑で、心も身体もリフレッシュしフォトジェニックな1日を過ごしてみませんか?