オーストラリアにくじらウォッチングの季節がやってきました!
オーストラリアの冬には見逃せない“くじらラッシュ”
6月から10月、オーストラリア・ゴールドコーストの海は“くじらラッシュ”です。
ゴールドコーストの海で見ることのできるくじらは「ザトウクジラ」。シーズン初めは一頭でもシーズン終わりには親子で南極へ帰る姿が見られ、お母さんくじらにピッタリくっついて、赤ちゃんクジラが一生懸命泳ぐ姿は可愛く感動的です!
ザトウクジラは大きな胸ビレを持つことが特徴で、パフォーマンスが大好きな為、ボートの上から豪快なジャンプや愛嬌たっぷりな姿を間近で見る事ができます。クジラといえば、今年も真っ白なクジラ「Migaloo(ミガルー)」はやって来るでしょうか?乞うご期待です!目の前で繰り広げられる大自然の海洋ショー、一生の思い出になる事間違いございません。
クジラ!クジラ!クジラ!
ザトウクジラは成体で13~14M、体重30トンほどになるひげクジラ。全長の3分の1に達する長く大きな胸ビレと上下の顎にあるフジツボに覆われた隆起が特徴のひとつです。
クジラは冬の間、出産と子育てのため、南極から温かい北の海へと何千頭も移動します。南半球のオーストラリアでは5月から10月が冬にあたります。実は、オーストラリアで各所で様々なクジラに会えるんです。
西オーストラリアで6月~10月はザトウクジラやミナミセミクジラ、南オーストラリアでは5月~10月に回遊してくるミナミセミクジラ、ビクトリア州では6月~9月にミナミセミクジラの赤ちゃんと会えるチャンスがあります。ザトウクジラやミナミセミクジラはオーストラリアの南西海岸~南海岸~東海岸を通っているので、タスマニア州は5月から長い期間に渡って、クジラにあえる絶好のチャンスが沢山あります。お天気が良い日には、船の上から見る美しいオーストラリアの景色も満喫できます。