牛肉大国・オーストラリアでオージービーフのステーキを食べよう
日本の国土の約20倍の面積を持つオーストラリア。この恵まれた環境を活かし、発展してきたのが牧畜業です。広大な草地の中で、のびのびと育つオーストラリアの牛の肉は、うまみたっぷりの赤身が特徴。霜降りのやわらかい和牛とはまた違う美味しさを再発見してください。お好みの肉の部位を選べば、さらに大満足!
広大かつ比較的なだらかなオーストラリアには、大きな牧場がたくさんあり、国内で飼育されている牛の数は2900万頭にのぼります。なんとオーストラリアの人口よりも、牛の方が多い計算となりますね。またオーストラリアでは、牛肉の品質保証の制度を設けており、出荷する牛肉の飼育から輸出までの過程を監査。品質と食の安全を守っているので、健康面でも安心な牛肉です。オーストラリアに来たら、ぜひ、美味しいオージービーフを味わってください。
BBQ天国のオーストラリア!手軽に焼けちゃいます
ビーフ大国、オーストラリアの人々の生活に欠かせないものといえばBBQ。週末ともなると、ご近所の家の庭や、バルコニーから、お肉がジュージュー焼ける良いにおいが漂ってくることもめずらしくありません。事前の準備や片付けが大変では、と思うかもしれませんが、オーストラリアではシンプルにステーキとソーセージを焼いて、パンに乗せて食べ、後は簡単なサラダやデザートを持ち寄るのが一般的です。逆にいえば、下味をつけたり、ソースや付け合せに工夫しなくても、充分に満足できるぐらいお肉がおいしい!焼き立てを頬張るから、なおさらです。
BBQ人気が高いもう1つの理由は、調理の主役が伝統的に男性陣と決まっていること。この時ばかりは、男性たちが張り切って焼き係に徹し、普段はキッチンで忙しい女性たちは、のんびり座って、飲み物片手に、肉が焼けるのを待っています。主婦にとって、BBQはなかなかありがたいイベントでもある訳です。
そんな心優しい男性陣のために、オーストラリアのショッピングセンターやホームセンターには、家庭用BBQセットや関連グッズが種類豊富に販売されています。また、BBQができる公共の場所もたくさんあります。ビーチや公園には、BBQエリアが設置されているところが多く、誰でも無料で使うことができるのも嬉しいところ。ちょっとした親戚や友人の集まり、子供の誕生会などに重宝されています。
BBQエリアが設置されているホテルもありますので、スーパーでお肉や野菜などを買い込んで、オージースタイルBBQをするのも良いでしょう。もっと手軽に楽しめるのは、自分でステーキを焼けるレストラン。JTB現地スタッフも、時々出かけて楽しんでいます。
オージービーフ通への道!牛肉の部位を知ろう
オーストラリアでは、牛肉のブランドの中でも、Angus(アンガス)ビーフが特に有名で、長く親しまれています。一般的に赤身が多く、歯ごたえのある肉が好まれますが、最近では、オーストラリアで育てられた和牛ブランド”WAGYU”も人気。柔らかい、霜降りのお肉をスーパーやレストランで見かけることが増えています。定番のオージービーフと、オージー”WAGYU”の2種類を是非味わってみてください。
ビーフを味わう時に、知っていると役立つのが牛の部位。お肉屋さんでステーキ肉を買い、コンドミニアムやアパートメントのキッチンで焼いて食べたい、という方も、知っていると選ぶ時に便利です。主な部位を紹介しましょう。
Rib Fillet (リブロース)
柔らかく火が通りやすく、ステーキやローストに適した部位。
Sirloin (サーロイン)
「Porterhouse(ポーターハウス)」とも呼ばれ、牛肉の中でも最高の肉質を誇る人気の部位。このサーロインとフィレが、T字の骨の両側についているのが”T-Bone (T-ボーン)”。二つの異なる美味しい部位が味わえるので人気が高い。
Rump (ランプ)
脂肪が少なく、歯ごたえがあり、BBQやステーキで良く使われる部位。
Eye Fillet (ヒレ)
「Tenderloin(テンダーローイン)」とも呼ばれる貴重な部位。脂肪が少なく、柔らかい部位。牛1頭からわずかしか取ることができない。
Cube Roll (肩ロース)
きめが細かく赤身が多い部位。日本のすき焼きなどのような薄切り肉に使われる。
Chuck (ネック) / Blade (肩)
脂質を含んだ味わい深い部位。ビーフシチューやポットローストによく使われる。
Brisket (肩バラ / ともバラ)
深い旨味がじんわりと出てくる部位だが、肉は固いため、低温でゆっくりと火を通す。
ステーキを頼むときの焼き加減あれこれ
レストランでステーキをオーダーすると、必ず聞かれるのが焼き加減。こちらも、おさらいしておきましょう。
Rare (レア)
肉の表面のみを焼き、中には余熱の火が通る程度で、赤身が残る焼き加減。より生に近い焼き加減で味わいたいという方におすすめ。
Medium Rare (ミディアムレア)
肉の表面は良く焼かれているが、中はまだ赤い状態が残る焼き加減。一般的に、ステーキを食べるときは、ミディアムレアからミディアムの焼き加減を好む人が多い。
Medium (ミディアム)
表面はしっかりと焼かれているが、中にはピンク色の部分が残る焼き加減。
Well Done (ウェルダン)
中まで完全に火が通る焼き加減。しっかりと焼いて食べたい方にはおすすめ。
美味しいステーキが食べられるおすすめレストラン
オーストラリアに滞在する際は、必ず一度はオージービーフのステーキを召し上がってみてください。ちなみにJTB現地スタッフおすすめの3店はこちら。いずれもビーフのお味はもちろん最高。加えて、それぞれにお店の個性があり、旅の思い出を彩るのに申し分ないところばかりです。
ケアンズの海の上で、思い出に残る夕陽を楽しみながら、本格的なステーキはいかが?
サンセットクルーズ&石焼ディナー付き
https://www.jtb.com.au/tour/cairns/detail.php?id=138
シドニーを代表するステーキの名店といえば、「アイム・アンガス」
アイム・アンガス・ステーキハウス ミールクーポン
https://www.jtb.com.au/tour/sydney/detail.php?id=293
BBQ大好きなオージー気分で、自分で焼き上げるスタイルも楽しいです!
スタックス・タベルナ ディナーミールクーポン
https://www.jtb.com.au/tour/sydney/detail.php?id=296
そのほかにも、おいしい食事付きの現地発着ツアーを多数、ご用意しています。詳細は以下へ。
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