世界で最も住みやすい街・メルボルンと日帰りツアーをご紹介
英エコノミスト誌の調査部門、エコノミスト・インテリジェント・ユニット(EIU)が選ぶ「世界で最も住みやすい街」に、7年連続で1位に選ばれた都市はどこかご存じですか?答えは豪州で2番目に大きい都市、ビクトリア州メルボルン!今回は、知っているようで意外に知らない、メルボルンの魅力を紹介します。
英エコノミスト誌は、毎年、世界140都市を対象に「最も住みやすい街」の調査を実施しています。これは、社会的安定性、医療、文化・環境、教育、インフラなどの項目を基に、「住みやすさ」を数値化し、ランキングにまとめたもの。メルボルンは、多くの項目で高得点をゲット。生活環境の良さ、犯罪発生率の低さなどが評価されました。
知っているようで知らないメルボルンってどんなところ?
メルボルンといえば、ビクトリア州の州都、オーストラリア第2の人口を持つ大都市。首都はキャンベラ、最大都市はシドニーですが、ご存じF1グランプリや、テニスの世界四大大会の一つ、全豪オープンテニスなど、国際的なイベント開催地にはメルボルンが選ばれているのです。ほかにも年間を通して様々なイベントが開催される文化と芸術の中心地。街中に緑豊かな公園や植物園が多いことから、「ガーデンシティ」の呼称もあります。
メルボルンの気候は、はっきりした四季の変化が特徴です。1番、暑い時期は、夏を迎える1~2月。この2ヶ月間は陽射しが強く、乾燥したドライな気候。とはいえ、午後になると海から涼風が吹き、涼しくなります。最高気温は平均26度。一方、最も寒いのは冬の6~7月で、最低気温は平均6度まで下がります。春を迎える9~11月は、メルボルンの緑が1番、美しく輝く季節。ただし、10月は雨もよく降ります。
歴史的な建築も多数!まずはフリンダース・ストリート駅へ
情緒ある歴史的建造物が多く残っていることも、メルボルンの町に、文化的な雰囲気が漂う理由の1つでしょう。メルボルンの象徴であり、誰もが知っている場所といえば、フリンダース・ストリート駅(Flinders Street Station)。1854年に完成したオーストラリア国内初の駅で、エドワード朝様式の堂々たる姿です。
ちなみに、この駅の向かい側には、メルボルン観光に役立つ地図やパンフレットを入手できる「メルボルン・ビジターセンター(Melbourne Visitor Centre)」もあります。初めてメルボルンを訪れる方は、ぜひ活用してください。日本語の案内もありますよ。
そのほか、オーストラリア最大のゴシック建築でもあるセントパトリック大聖堂(Saint Patrick's Cathedral)、1880年のメルボルン万国博覧会のために建てられ、世界遺産にも登録されている王立博覧会ビル(ロイヤル・エキシビションビルディング/Royal Exhibition Building)、キャプテン・クックの生家(Cook's Cottage/フィッツロイ庭園“Fitzroy Gardens”内)など、見所は数えきれません。
そして忘れてはいけないのが、食の魅力。メルボルンは、イタリア系、ギリシャ系、東欧系、中国系など、様々なルーツを持つ人々が集まる国際色豊かな街なので、食文化も発達。日帰りで出掛けられる郊外には、オーストラリア有数のワインの産地も。そして南欧系の人々がもたらしたエスプレッソ系コーヒーが楽しめる街としても定評があり、チェーン系ではない、居心地よいカフェがあちこちにあります。
無料トラム、シティ・サークルに乗って出かけよう
メルボルンの街歩きで、旅行者にとてもありがたいのが、なんと無料で利用できる路面電車(トラム)「シティ・サークル(City Circle)」。主に観光客の利用を想定したトラムの路線で、町の中心部(CBD)を一周しています。通勤客が多い他のトラムとは雰囲気が違い、車体はボルドーとクリーム色でクラシックなデザイン。車内も、木製の手すりや、革張りの座席など、古き良時代をイメージした雰囲気で統一されています。
シティ・サークルは、東京の山手線のごとく、時計まわりと、その逆まわり、2つの方向に走っていて、メルボルン中心部の主な名所に行く時も便利です。町の様子を把握するためのウォーミングアップとして、とりあえずこのトラムに乗って中心部を1周。車窓からの眺めを楽しみながら、後でゆっくり観光したいエリアを品定めする、なんて方法もあります。季節によって運行時間は変わりますが、だいたい12分間隔で動いています。
オージーに大人気!メルボルンから日帰りおすすめ観光スポット
メルボルン周辺には、日帰りで訪れるのにちょうどよい素敵な観光スポットもたくさんあります。
お気に入りのワインを探しながらのワイナリー巡りや、海岸沿いの絶景や野生動物に出会うドライブ旅行など、周辺には、ぜひ訪れてみたい魅力的な場所がたくさん。平日、メルボルンで働くオージーたちも、週末は、こうした郊外へ出かけてリフレッシュしています。
昼間は遠出をして田園地帯をのんびり満喫、夜はメルボルン市内に戻り、洗練された美味しい食事、なんていう滞在プランはいかがでしょうか。メルボルンを起点に、手軽に楽しめるおすすめのエリアと、現地発着ツアーをご紹介しましょう。
ヤラバレーとダンデノン丘陵地帯
市内から車で1時間程の緑豊かな地域。ワインの産地・ヤラバレーには有名なワイナリーが多数。美しい自然の中を走るパッフィンビリー蒸気機関車とヤラバレーを訪れるコースが人気です。
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オプショナルツアー(現地発着)JPY19,179〜期間: ~2025-03-31日本で教師の経験もあるMr.ジョンさんの日本語ワイナリーツアー。ヤラバレーはメルボルンから車で約1時間の丘陵の斜面に葡萄園が連なる、オーストラリアを代表するワインの生産地です。4つのワイナリーを訪れながら、様々なワインの試飲をしていただけます。また、ワインにぴったりなチーズ盛り合わせの軽食をご用意します。さらに、普段は見ることができない製造現場も見学でき、ワインに関する美味しい・楽しいを満喫していただけるプランです♪ ※ツアー当日はMr.ジョン、または別の日本語ガイドがご案内します。
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オプショナルツアー(現地発着)JPY19,179〜※価格は予告なく変更になることがございます期間: ~2025-03-31日本で教師の経験もあるMr.ジョンさんが主催する日本語ダンデノンツアー。メルボルン市内を一望できるダンデノン山中を走る観光蒸気機関車でダイナミックな自然を満喫!また、ティータイムでは美味しいユーカリ茶とスコーンをお楽しみいただけ、色々な体験ができる欲張りなプランです。※ツアー当日はMr.ジョン、または別の日本語ガイドがご案内します。
フィリップ島
小さな可愛らしいペンギンのよちよち歩きが見られることで、根強い人気を誇るフィリップ島。メルボルン市内から車で約90分。島内にはチョコレート・ファクトリーや巨大迷路など、ファミリーにも人気のアトラクションがいっぱい。
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オプショナルツアー(現地発着)JPY19,179〜※価格は予告なく変更になることがございます期間: ~2025-03-31メルボルン郊外で自然と動物たちを満喫できるツアー。日本で教師の経験もあるMr.ジョンさんの日本語ペンギンパレードツアー。自然動物園の立ち寄りではカンガルーの餌付け、フィリップアイランドではチョコレートの専門店に訪問し、最後はペンギンがよちよちと陸へあがってくる愛らしい姿を見ることができます!※ツアー当日はMr.ジョン、または別の日本語ガイドがご案内します。
モーニントン・ペニンシュラ(半島)
市内から海岸沿いを走って約1時間半のポートフィリップ湾沿いの半島。ワイナリーや、オーストラリア随一の温泉、ペニンシュラ・ホットスプリングス(Peninsula Hot Springs)があることでも有名
グレートオーシャンロード
「世界で最も美しい海岸道路」と言われ、全長約250kmに渡り、絶景が続く圧巻のドライブ・ルート。ポートキャンベルの「12人の使徒(Twelve Apostles)」は、その奇岩群の絶景から、オーストラリア有数の景勝地として人気が高い。
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オプショナルツアー(現地発着)JPY15,646〜※価格は予告なく変更になることがございます期間: ~2025-03-31世界で最も美しいと称される長さ243kmもの海岸道路、グレートオーシャンロード。オトウェイ山脈と、オーストラリアでも数少ない野生のコアラが見られる(運が良ければ!)国立公園に沿っています。海からそびえ立つ「12使徒奇岩群」が織りなす美しい光景や切り立った断崖が印象的な「ロックアード渓谷」の息を呑むような大自然を目のあたりにして、大陸を体感して下さい。※日本語オーディオガイドアプリをご利用頂けます。事前に「Go West Tours」のアプリをダウンロードをしてご参加ください。