JTB交流創造賞

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交流創造賞 ジュニア体験部門

第13回 JTB交流創造賞 受賞・入選作品

小学生の部

入選

マレーシアへの長旅

長坂 圭悟

ぼくはこの二年間、父の仕事でマレーシアに住んでいました。ぼくにとって、この二年間の生活は長い旅となりました。

マレーシアの人々はとても特別で、たくさんの考え方をもった人が同じ所に住んでいます。ぼくはこのマレーシアの人々や考え方について書いていきたいと思います。マレーシアは主に三つの種類の人がいます。マレー系、インド系、中華系の三つです。また、マレー系の人はイスラム教を信じていますし、インド系はヒンズー教、中華系は仏教など、それぞれちがう考え方を持っています。

ぼくはこのマレーシアに住んでいる間にとても勉強になったことがあります。イスラム教を信じているマレー系とヒンズー教を信じているインド系の人がカフェでいっしょにコーヒーを飲んで、おしゃべりをしているのです。この二人は信じている宗教もちがいますので考えていることもちがいます。ぼくは「マレーシアの人は宗教や元々の国などをこえて仲良くしているのだ」と思いました。また、どのような言語でコミュニケーションしているか気になりましたので、父に聞いてみました。父はマレーシアの言葉のマレー語や、世界の言葉の英語などで話していると教えてくれました。ぼくはそれを聞いて、「マレーシアの人々は自分の元の言葉以外に英語やマレー語を使えるようにしているのだな」と思いました。ぼくもほかの国の人とコミュニケーションをとるために、英語などを上達させて、ちがう国の人と自由にコミュニケーションをとれるようになりたいと思いました。

もう一つはイスラム教といえばイスラムかげきは組織などが思いつきましたが、マレーシアに行って考えは変わりました。イスラム教を信じている人がたくさん住んでいる国でイスラム教を信じている人とふれあっていく中でイスラム教の人はとてもやさしく、のんびりとしていて、とても良い人々だと思いました。また宗教にも熱心で、一日五回もおいのりをしているのです。ぼくはマレーシアに行ってイスラム教といえばとてもやさしく、宗教に熱心な良い人の集まりだと思うようになりました。

今の世の中、アメリカの人種差別やISによるテロ、北朝鮮によるミサイルなどみんなが仲よくならないようなこういをしている人がいます。世界のみんながマレーシアのように、宗教や教え方、などとたがいにみとめあい、世界中の人々が仲よく、楽しくくらせるようになればいいと思いますし、そのような世界になるように行動したいと思います。

ぼくはこの二年間の長旅で、国によって特長や人々の考え方がちがうことに気がつきました。まだ行ったことのない国にたくさん行ってその国の特長や、人々の考え方などをはっけんしていきたいです。

※文中に登場する会社名・団体名・作品名等は、各団体の商標または登録商標です。

※賞の名称・社名・肩書き等は取材当時のものです。

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