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トップ > JTB地域交流トップ > JTB交流創造賞 > 受賞作品 > 交流文化賞(組織・団体対象) > 「花嫁のれんのまち」のと・七尾 一本杉通り 「語り部処」でふれあい 「茶の間の観光」
観光スポットだけ観光バスでどっと訪れ次へと向かう観光地ではなくて、一本杉通りは450mの通り全体が観光地です。各語り部処を覗き語りを聞いて散策して戴くことで、商店街が賑わい元気が出てきました。今では、工夫して6軒の体験処もあります。お陰で、地元の小・中学生だけでなく、県外からも修学旅行の一環として体験に訪れてくれることになりました。試験的とは云え、「花嫁のれん館」が出来たお陰で今年は、4月から11月まで関東から「花嫁のれん館」見学に毎月15本から20本の観光ツアーも入るほどになりました。更には、まちの人も元気が出て、まちをきれいにしようと「ごみゼロ宣言」の提案も出て、平成16年、民間で第一号の「ごみゼロ宣言」の町となりました。このことで、まちの人たちがごみに、まちづくりに関心を持つようになりまちへの提案が出るようになり、自主的に通りや公園の清掃をし、楽しいまちづくりに専念することになりました。一本杉通りの生活文化に触れに来て戴く、生活文化が文化財だと気付いたのです。
平成16年4月1日登録有形文化財を申請、4月29日から5月8日まで「第1回花嫁のれん展」開催。 毎年4月29日から母の日まで「花嫁のれん展」開催を決定。 来年平成25年記念すべき「第10回花嫁のれん展」開催、これを節目に更なる充実したのれん展に努力する。平生の観光は、「語り部処」を推し進める。
一本杉町町会、一本杉通り振興会、Oh Godの会が中心となり、花嫁のれん展実行委員会を結成。 会長:町会長、副会長:一本杉通り振興会会長、会計:振興会会計、花嫁のれん展担当:Oh Godの会、振興会、開幕式担当:振興会、婦人会、花嫁道中担当:振興会、Oh Godの会、青年会、子供会。活動の財源:花嫁のれん展経費 平成23年 ¥852,613。財源:一本杉通り振興会販促費 ¥550,000、 七尾市助成金 ¥250,000、地元企業協力金 ¥100,000。
花嫁のれん館は、3年間の試験的開館ですが、現状を見ても人気があり、一本杉通りのシンボル的な核となる会館に仕上げることにより、一層の賑わいの効果が期待されます。 ソフトの面では、生活文化が文化財であることに気付いたのです。一本杉まちの生活文化に触れに来て戴く、これが観光、このようなまちを作り上げたい。そのための楽しいまちづくりなのです。地元の人たちが楽しかったら、旅の人たちも楽しいだろう。このことからもっと生活文化を高めていくことこそ目指すまちづくりです。 元気なまち、賑わいのあるまち、若者が帰って来るまち、若者が入って来るまち、定住人口のふえるまち、こんなまちづくりにこれからもがんばります。
旧加賀藩下に幕末から伝わる婚礼の風習、「花嫁のれん」をテーマに、衰退しつつある商店街の活性化を進めた。毎春9年間開催している「花嫁のれん展」で好評な「語り」を楽しむ「語り部処」を各店舗につくり、名古屋・東京・関西地区で「語り」と合わせた「花嫁のれん展」を開催するなど、進化し続けている。加賀友禅と仏間の生活文化そのものが自分たちの文化財という地域の誇りが感じられた。ノスタルジックな点がむしろ新しい。