女性の日常にもスポーツを!スポーツ庁「女性スポーツ促進キャンペーン」のご紹介
こんにちは!JTBスポーツです。
突然ですが、皆様は日常にスポーツを取り入れていますか?
もちろんアフター6や週末にランニングをしたり、仲間で集まってスポーツをしたりする方も多くいらっしゃるかと思います。
しかし、仕事や家庭優先で時間が取れない、スポーツのために外に出るのが面倒くさい、という方も多いのが現状。
特に10 代~40 代女性のスポーツ実施率は男性よりも低く、若い段階で基礎体力や筋肉などの除脂肪量が低下してしまうと、将来的な健康問題や基礎代謝量の低下につながることが指摘されており、問題視されています。
そこで2015年10月に設置されたスポーツ庁では、女性のスポーツ参加を目的とした「女性スポーツ促進キャンペーン」を2018年度より実施。
「歩く」や「ダンス」といった楽しく身体を動かす活動もスポーツであることを知ってもらい、学生や働き盛り・子育て世代が積極的にスポーツに参加できるような提案を行っています。
女性スポーツアンバサダーとして任命したNHK番組「チコちゃんに叱られる!」のMC「チコちゃん」の力も借り、より多くの女性にスポーツの大切さを知ってもらえるよう、日々活動を続けています。
スポーツ庁・鈴木大地長官と女性スポーツアンバサダー「チコちゃん」
女性のスポーツ参加の現状
平成29年度実施の調査によると、週1日以上スポーツを実施した女性の割合は50.2%。
平均値を押し上げているのは60代以上の高齢者で、20代~50代は平均値を下回っています。
24時間営業の会員制ジム流行などの影響もあってか若年層に改善の兆しは見られますが、それでも半分以下。
主な理由としては「面倒くさいから」が全体のトップ、「仕事や家庭が忙しいから」「運動・スポーツが嫌いだから」という理由も多く見られます。
スポーツの解釈を広げよう!
スポーツをしていない人ほど、スポーツという言葉へのイメージが限定的という調査結果も出ています。
しかし、スポーツといってもトレーニングやジョギングをしなければならない、ということではありません。
日常的に歩いたり、すきま時間に簡単なストレッチをしたりすることも立派なスポーツのひとつです。
「女性スポーツ促進キャンペーン」のアクションプランとして、学生には「ダンス」を、働き盛り・子育て世代には「すきま時間」や「ながら」で無理なく運動やスポーツを取り入れられる「マイスポーツメニュー」を広く発信することが掲げられています。
では、それらは一体どのようなものなのでしょうか?
・ダンス
主に学生をターゲットにしたダンスは“楽しさ”がキーワード。
日頃スポーツや運動に消極的な女性も楽しく身体を動かせるように、スポーツ庁オリジナルダンス「Like a Parade」が制作されました。
振り付けを担当したのは2017年に一世を風靡した「バブリーダンス」の生みの親、akane氏。
「音楽がかかれば、思わず身体が動いて、踊ってしまうような楽しい振り付け」で、仲間と一緒にレッツ・ダンシング!
・マイスポーツメニュー
マイスポーツメニュー、それは今のライフスタイルの中に自然に取り込める運動のことです。
仕事のデスクワーク中、育児中、移動などの隙間時間に気軽に取り入れられる運動を全21種紹介しています。
⇒詳しくはこちら
すぐにでもできそうな運動ばかりなので、この記事を見てちょっとでも身体を動かしてみたい!と思ったら、まずはここから始めてみるのはいかがでしょうか?
スポーツ庁の「女性スポーツ促進キャンペーン」特設サイトでは、これら以外にも女性のニーズに合わせたスポーツジムの紹介や、旅先でスポーツをする「スポーツツーリズム」なども紹介しています。
この機会に、スポーツで健康になる習慣を身に付けましょう!
スポーツ庁「女性スポーツ促進キャンペーン」特設サイトでは、様々な“スポーツ”を紹介しています
スポーツ庁「女性スポーツ促進キャンペーン」