ロイヤルハワイアンゴルフコースの難易度が高い理由とは?!
アローハ!ハワイのタチバナゴルフです。
日本では、記録的な暑さが続いているとのことですが、皆さん、体調には十分お気を付けてお過ごしください。
さて、前回のブログに引き続き、今回もロイヤルハワイアンゴルフコースのお話です。
難易度が高いことで有名ですが、その理由を説明します。
ティグラウンドから見た光景。目の前とその先に、2つの多きな谷がありドライバーで、これをクリアしなければなりません
まずは、フェアウェイのレイアウトです。 多くのホールは、ティグラウンドからグリーンの間に谷間が設計されているので、ティショットをミスするとロストボールになってしまいます。
谷や段差バンカーまで多くのホールは 165 ~ 200ヤード以上あるというサインが出てます
また、ティグラウンドから谷間までの平均距離が、白ティ(レギュラーティ)から165 ~ 200ヤードあり、これをキャリー(打ったボールが地面に着地するまでの距離)で越えなければなりません。
ティグラウンドからホールに向かって見て、目の前が谷間になっているだけでも気になってしまいますが、キャリーでそこそこ打たなければならないので、自然と手に力が入ってしまいます。
ティグラウンドから見たフェアウェイ、波打っているのとバンカーが下にあるのが見えます
フェアウェイの横にあるバンカーは、段差があるのがわかります
次にフェアウェイですが、多くは波打っている状態のため、平らなところが少ないのと、フェアウェイバンカーの位置が、段差のあるところに設計されています。
一度バンカーに入ってしまうと、出すのに精一杯で、うまく出せてもグリーンまでの距離が稼げずストロークが追加になってしまいます。
2番のパー 3ホールは、ティショットを手前・左側にはずしたらウォーターです
最後にグリーンですが、サイズが小さいのが特徴です。 狙ってもこぼれたりオーバーする可能性が大きいので、グリーン狙いは正確なショットが必要です。
これも 12番パー 3ホール。こちらも回りが石塀で囲まれグリーンに届かないとペナルティーです
パー 3のショートホールのグリーンは、ハザード(障害物)に囲まれているので、ミスショットがロストボールやウォーターハザードのペナルティになります。 ミスショットが大きなスコアに繋がってしまうコースのため、ロイヤルハワイアンが難しいといわれている理由です。
多くのグリーンのサイズは平均より小さめです
難易度の高いロイヤルハワイアンゴルフコースですが、上記のことに注意しながら、チャレンジしてみては如何でしょうか?
以上、ハワイのタチバナゴルフでした。
Tachibana Enterprises LLC 渡辺 達夫