第20回「ソニーオープン・イン・ハワイ」2018年
アローハ!本年もハワイよりタチバナブログをよろしくお願いします。
今年初のブログは、オアフ島のワイアラエ・カントリークラブにて行われたソニーオープンのニュースです。
「ハワイの新年はゴルフで幕を開ける」と言われ、毎年の風物詩となっている「ソニーオープン・イン・ハワイ」。
ハワイで開催されるPGA公式ツアーとして、前身となる「ハワイアン・オープン」から2018年の開催で53回目となり「ソニーオープン」となってからは記念すべき20回目の大会となりました。
ワイキキからほど近い名門ゴルフクラブ「ワイアラエ・カントリークラブ」で繰り広げられるこの大会は、1983年の第18回大会で、青木功選手が劇的逆転優勝を果たした事で日本人にも馴染みが深いことで知られています。
今年もおなじみのSony Openゲートです
ワイアラエ・カントリークラブの入り口は長蛇の列です
今年の大会には残念ながら、松山英樹プロの参加はありませんでしたが、数人の日本人プロが参加しました。
中でも片岡大育プロは、あのマスターズで優勝経験のあるジョーダンスピース選手と肩を並べる、18位と好成績を残し日本からの観客を喜ばせました。
優勝者はアメリカのPatton Kizzire(パットン キザイア)というプロで、それも6ホールのプレーオフに勝ち抜いて得た優勝でした。
10番ホールでティーオフを待つ選手と観客、手前のブーゲンビディアが綺麗でした
18番、パー5フェアウェイからグリーンに向かってくる選手。グリーン両側にあるバンカーにはかなりのショットがはまってました
18番ホールグリーン上でパットをしている選手
プレーオフの相手はJames Hahn(ジェームス ハーン)という選手で、この選手は2歳で韓国からアメリカに両親と移住しました。
子供のころからゴルフを始め、大学卒業後にプロになったのですが、はじめは成績が振るわず、一端プロを断念してあるデパートで営業をしていたそうです。
それでもトーナメントプロになる夢をあきらめきれず、再びPGAテストを受けカムバックしました。
テレビ解説者の“何事もあきらめないことが大切だ”というコメントが、心に残りました。
ちなみに優勝賞金は$1,116,000、日本円(111円)で計算すると約1億2千3百万ということになります。うらやましいですね!
以上、ハワイのタチバナゴルフでした。
Tachibana Enterprises LLC 渡辺 達夫