世界各地のタイルが鮮やかな“セラロンの階段”
ボアタルジ!
今回は、ラパ付近にある有名な“セラロンの階段”についてのレポートです。
ブラジルのリオデジャネイロにあるエスカダリア・セラロンは「セラロンの階段」、「ラパの階段」として知られており、世界的にも有名です。
セラロンの階段を登ってラパ地区とサンタ・テレザ地区に行くには、このエリアが治安不安定地域でもあることから、観光には十分な注意が必要です。
また、地下鉄を使ってグローリア駅周辺からエスカダリア・セラロンへ向かう場合、まずはグローリア通りを直進し、N.S.doカルモ・ダ・ラパ・カトリック教会の反対側にあるラパ通りに入り、その通りからジョアキン・シウヴァ通りに行きます。
ジョアキン・シウヴァ通りまで辿り着けば、あとは「セラロンの階段」が見えてくるまで歩き続けます。
「セラロンの階段」=「ラパの階段」は、チリ生まれのアーティスト、ホルヘ・セラロンによって造られました。
ホルヘ・セラロンは多くの人生をリオデジャネイロで過ごし、ブラジルの人々に向けてセラロンの階段を「私の捧げものだ!」と主張し、ブラジルへの貢物としました。
セラロンの階段は215段、全⻑は125mmにおよび、ホルヘ・セラロンが世界60カ国以上を旅して集めた2,000以上の色とりどりのタイルで覆われた素晴らしい芸術作品です。
ラパでは、街のバーテンダーが作るカイピリーニャ(ブラジルの蒸留酒 カシャッサをベースにしたカクテルの一種)を飲み、リオ周辺のバーや路上では、多くの人々が溢れ、有名なブラジル音楽のサンバなどを聴きながら、ブラジルの夜の遊びを楽しむことができます。
但し、夜遅くなると人通りも少なくなるので、十分な安全に注意いただいたうえで観光を楽しんでください。