パラスポーツ注目の競技
”アイススレッジホッケー”
テストイベント開催レポート!
皆さん、アンニョンハセヨ!
この4月より平昌2018冬季オリンピック・パラリンピック担当になりました松浦です。今後は私が現地レポートをお伝えしてまいります!
2016年12月~2017年4月までの間、韓国現地では平昌2018冬季オリンピック・パラリンピックのテストイベントとして様々な競技が開催されました。今回は、先月4月に開催された「アイススレッジホッケー」をご紹介します!
平昌2018オリンピックマスコット・白虎の「スホラン」(左)と平昌2018パラリンピックマスコット・ツキノワグマの「バンダビ」(右)
「アイススレッジホッケー」とは、下肢に障がいを持つ人たちのために、アイスホッケーのルールを一部変更して行う競技です。「スレッジ」と呼ばれるスケートの刃を二枚付けた専用のそりに乗り、両手にスティックを一本ずつ持ってプレーします。
昨年5月にモスクワで開催された国際パラリンピック(IPC)の競技総会で、「アイススレッジホッケー」は2018年以降、「パラアイスホッケー」 に名称を改めることが決定しています。
来年の平昌2018パラリンピックの前哨戦とも言える今回のテストイベントは、江陵(カンヌン)エリアの江陵オリンピックパーク内にある、建設して間もない真新しいアイスホッケーセンターが会場となりました。
江陵オリンピックパーク入口にあるオリンピックシンボル
2ちなみにアイスホッケー会場は2会場あり、女子アイスホッケーは江陵から離れた「嶺東(クァンドン)ホッケーセンター」で開催されるそうです。
アイススレッジホッケーを観戦した日は、まさに韓国VSノルウェー戦の試合で盛り上がっており、受付を済ませた観客の方が楽しそうに会場へ足を運んでいたのが印象的でした。
結果は3対1で、やはり予想通りホームの韓国が勝ちました!
平日開催に加え、当日は一試合のみだったこともあり、観客数は満員ではないものの、さすが「氷上の格闘技」と呼ばれる非常に激しい競技だけあり、選手のスピーディな動きと迫力に圧倒されながら、楽しく観戦することができました。
テストイベントは先月4月に予定されていた全ての競技が終了し、開催現地では、これから平昌2018冬季オリンピック・パラリンピック開催までの間は会場設備工事や補修等が行われる予定です。
江陵オリンピックパークにある排水溝のフタも既にオリンピック仕様に。
各会場のテストイベント時の様子です。飲食店や特産品を販売しているブースもあり、たくさんの方で賑わっていました。
今後は会場周辺の情報も発信していきますので、どうぞお楽しみに!
以上、平昌2018通信レポートでした!