バドミントンが今熱い!国の威信を懸けた
トマス杯・ユーバー杯の熱戦完全レポート!
皆様、こんにちは!JTBスポーツ バドミントン担当です。
先月、タイのバンコクで開催されたバドミントンの世界一・国を決めるトマス杯・ユーバー杯を皆様ご存知でしょうか?
男子のトマス杯は1948年から、女子のユーバー杯は1956年から始まっており、現在は2年に1度、各国の威信をかけて争われる『バドミントンの W杯』として知られている歴史あるバドミントンの大会です。
最近では海外試合でも男女ともに上位進出が増えており、日本はまさに世界のトップ選手の宝庫とも言えます。
■大会名:トマス杯&ユーバー杯2018
■日程:2018年5月20日~27日
■場所:タイ・バンコク
今大会の注目は、男子で4月のアジア選手権で優勝したエース桃田賢斗選手やダブルス準優勝の園田啓悟選手・嘉村健士選手ペア、女子では世界ランク1位経験者である山口茜選手や奥原希望選手、ダブルスでは高橋礼華選手・松友美佐紀選手のタカマツペア、福島由紀選手・廣田彩花選手のフクヒロペア。
男子では、前述選手が期待通りに活躍し、Cグループで最大のライバルである台湾を破り、見事に1位通過。決勝戦は中国との対戦。 桃田選手が安定した力を見せつけ先勝するが、その後のダブルス、シングルスで中国の底力を見せつけられ惜しくも準優勝。 4年ぶりの世界一には届かなかったものの、日本チームの頑張りに胸が熱くなった方も多いのでは。
女子では、前評判通り期待の選手たちが大活躍。 山口選手が予選リーグから決勝までの複数試合で各国のエースを退けて幸先に良いスタートを切ると、ダブルスでもフクヒロペアが相手を圧倒して世界一に王手をかける勢い。 そして、最後の締めはシングルス世界女王の奥原選手。 シングルス、ダブルスの勢いそのままに力強いストロークと配球の戦術が上手くかみ合って見事に勝利! ここで、女子チームの37年ぶりの世界一が確定!! 世界でも最も権威のある大会として知られる本大会で世界一をつかみ取りました。 おめでとう!!
今回の大会を振り返り、日本チームが世界と戦え、むしろ「勝てる」競技であることを実感。 いま、まさに熱いスポーツである「バドミントン」に注目です!
がんばれ、NIPPON!!Fight JAPAN!!
※掲載の写真は全て©Nippon Badminton Association(撮影:北川外志廣)