開放感抜群の名建築で老舗リゾートならではの極上ステイを満喫【沖縄県　ホテルムーンビーチ】

ビーチを囲むように立つホテルは、地元沖縄の建築家・故国場幸房氏によって設計されたもの。1970年代ならではの、どっしりとしてなおかつ外に開かれたような建物で、自然光が差し込む広々とした吹き抜けの空間が印象的。近代建築物の保存や記録に関する活動を推進する学術組織「ドコモモジャパン」によって、2016年度の「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」にも選定されている素敵なデザインの建物です。 エントランスで迎えてくれるガジュマルの巨木をはじめ、大きく育ったヤシの木や、館内を彩る観葉植物は、ほかにはあまりないほどの充実ぶりで、新しいホテルには醸し出せない長い時の流れを感じさせてくれます。 館内のあちこちにさりげなく展示されるアート作品、ギャラリーではさまざまな企画展も開催。アートフルなホテルであることでも知られています。

真っ白な三日月型のビーチを囲むようにV字型に立つ建物。その中心部分に、エントランスロビーやレストランが配置されています。客室はオーシャンビューとグリーンビューがあります。気軽にリゾートステイができるスタンダードツインルームのほか、トリプルベッドルームも。木の温もりを感じるナチュラルルームや畳スペースで気軽にくつろげる和洋室、広々としたスイートルームなど、様々なお部屋が揃います。 2022年6月にはリノベーションプロジェクトによって、コンフォートとプラミアの2タイプのナチュラルルームが誕生。洗い場付きミニカウンターや洗い場付きのバスルームがあり、定員4名のプレミアにはIHコンロ付きミニキッチンとダイニングテーブルも完備。家族連れやグループにおすすめですよ。 そして、もう一つのおすすめは特典満載のレジデンシャルクラブルームとスイートルーム。専用駐車場に始まり、専用カウンターでのチェックイン・アウト、客室はオーシャンビュー、専用ラウンジ「レジデンシャルクラブラウンジ」ではソフトドリンクやスナックサービス、アペリティフタイムにはアルコールも楽しめます。ジムや大浴場は利用無料、マリンスポーツ等の各種割引などの特典も。朝食は予約をすれば客室に運んでもらえます。朝のテラスで海を眺めながら取る朝食は、何ともラグジュアリーで、リゾート気分が一層盛り上がります。

ホテルに到着したら、真っ先にビーチに出ますか？ それともプールでのんびりしますか？ ホテルムーンビーチならどちらもすぐに叶えられます。 真っ白な砂のビーチは、両端を小さな岬に挟まれていてプライベート感たっぷり。優雅にパラソルの下で過ごすのもいいですが、ドラゴンボート、シーカヤック、フライボードなどのマリンアクティビティにもぜひ挑戦してみましょう。泳げない方やキッズでも安心して参加できる沖合シュノーケルのスクールプログラムや体験ダイビングも用意されていますよ。 プールは、半屋外のアトリウムプール（冬季温水）と、ラグーンプールの2つ。ラグーンプールはインフィニティプールになっており、目の前のビーチと一体になったような解放感が味わえます。 なかでもおすすめなのが、ムーンビーチの桟橋からジェットボートで15分ほどの距離にある無人島「ヨウ島」で過ごすプログラム。南国の花が咲き、オオヤドカリなどの珍しい生き物にも出合えるヨウ島は、ビーチよりもさらに透明度の高い海に囲まれています。シュノーケリング、島内エコツアー、島でのバーベキュー。現実を忘れて夢のような休日が過ごせること間違いなしです。 ホテルではパターゴルフやテニスなどのフィールドスポーツも楽しめますが、ビーチパラソルやお子様砂遊びセットの貸し出しもあるので何もしないでビーチでのんびりもまたいいものです。

館内のレストラン オールデイダイニング「コラーロ」は、シェフが目の前で調理するオープンキッチンスタイルで、和食、洋食、中華、琉球料理の多彩な料理をブッフェスタイルで楽しめます。オープンエアの贅沢な空間はブレックファストタイム、ランチタイム、ディナータイムでその表情を変え、ムードを盛り上げてくれます。ぜひ、テラス席を確保して、変化していく海や空の色を眺めながら食事を楽しみましょう。 ディナーのあとはラウンジバー「ラナイ」へ。さすが老舗リゾートのバーと納得できる空間で波の音を聞き、自然との一体感を味わいながら贅沢なひと時を過ごすことができます。色鮮やかでフルーティーなトロピカルカクテルを飲みながら、自由で楽しく心からリラックスして過ごした一日を、ゆっくりと振り返る至福のひとときをお過ごしください。 ▶宿の基本情報・アクセス・地図はこちら