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マカオタワーでスリル満点のバンジージャンプに挑戦!

海外現地ライター便り
2020年10月15日
カテゴリー
海外旅行
旅行記

マカオタワーとは

マカオのシンボル的存在ともいえるマカオタワー。地面から最頂部まで338m(1109フィート)の高さで、もちろんマカオでは一番高い建物です。

マカオタワーへのアクセス

マカオタワー

マカオ半島の南西に位置し、ユネスコ世界遺産にも登録されているセドナ広場などの観光の中心地からは2km弱。マカオ内の交通移動は基本タクシーか路線バスになります。
マカオのタクシー初乗り料金は17パタカ、またマカオタワー行きの路線バスは5、5AX、9A、18、18B、23、26、32、N2(N2は夜間のみ)で、料金は均一6パタカ。バスはお釣りが出ませんので、小銭の用意をお忘れなく。
また、MGMコタイやスタジオ シティ ホテル、アルティラ マカオのホテルからはマカオタワー行き(または経由)のシャトルバスが1時間に1~3本運行されています。フェリーターミナルや市内から乗車可能の路線もあり、すべて宿泊客以外の利用も可能です。

マカオタワーの入場料金

223mの高さにあり、360度マカオの景色が望める展望台へはチケットが必要となります。一般チケット大人165パタカ、子供(3~11歳)とシニア(65歳以上)は95パタカ。また家族チケット(大人2人+子供あるいはシニア1人)330パタカなども。インターネット予約では割引料金が適用になることもあるので事前のチェックがおすすめです。

マカオタワーの人気アクティビティ、バンジージャンプ

展望台の他、レストランや映画館、ショッピングモールにゲームセンターなど1日にいても飽きないマカオタワーですが、その高さを最も楽しめるのはバンジージャンプなどのアクティビティと言えるでしょう。

マカオタワーの人気アクティビティ、バンジージャンプ

61階の展望デッキで実施されるバンジージャンプですが、その高さはなんと233m。東京タワーの特別展望台が250mと聞けば、その高さが容易に想像できますよね。

バンジージャンプはいくらで体験できるの?

マカオタワーのバンジージャンプ

そしてバンジージャンプの料金ですが、記念Tシャツ、修了証、会員証、マカオタワーの入場料込みで2888パタカ、これに写真とビデオがプラスされると3488パタカ。いずれも日本円で4万円前後になるので、1回のアクティビティ料金としては高額に感じるかもしれません。でも61階から身ひとつで飛ぶスリルに爽快感や達成感、その何とも言えない魅力にはまる人も多いそうですよ。

どのような服装で参加すべき?

いざ参加する場合の服装ですが、強風とバンジーロープ装着の際に足にかかる負担を考え、長ズボンがお薦めです。スカートやワンピース、緩めの短パンやズボンは、避けたほうがいいでしょう。また靴は基本スニーカーですが、脱げないよう更なる注意が必要。服装以外では長髪の女性はあらかじめ髪をまとめておくほうがいいかもしれません。また眼鏡の着用は不可となります。

参加資格は?

参加資格は10歳以上、ハーネスの重さ2kgを含め、体重40kg以上125kg以下で、ハーネスを装着できる方となります。上記資格を満たしていれば10歳未満でも可能ですが、18歳未満は保護者の同意書が必要です。

営業時間は?

営業時間は季節と曜日によって多少の変動があります。またバンジージャンプなどのアクティビティ実施は天候にも左右されますのでこちらも注意が必要です。

9月~6月:11:00~19:00 (月~金)、11:00~20:00 (土~日)
7月~8月:12:00~20:00 (月~金)、11:00~20:00 (土~日)

予約は必要?

バンジージャンプは事前予約が必要となり、公式サイトおよびメールでの直接申し込みとなります(実施の24時間前まで。当日は電話予約のみ)。いずれも英語か中国語のみの対応。また、日本の旅行会社やツアーサイトではチケット代行予約も可能なので、言葉に不安がある場合はこちらのほうがおすすめです。

安全面は大丈夫?

魅力を感じる反面、その安全面に不安を感じる方もいるかもしれません。2006年から現在まで200万回以上行われているバンジージャンプですが、実は事故は2008年に起きた1度のみ。その事故も当日の気温の低さが原因で安全システムが誤作動し、50~60m付近で宙吊りになったものの、その後無事に救出されたというもの。10数年の中で、この事故1度だけという点からも、バンジージャンプの安全性は高いといえるでしょう。

そのほかのアクティビティ

スリルを楽しめるのはバンジージャンプだけではありません。他にもスカイウォーク、タワークライム、スカイジャンプなどのアクティビティがマカオタワーでは体験できるのです。

小さいお子さんも参加可能!スリル満点のスカイウォーク

スリル満点のスカイウォーク

スカイウォークは、マカオタワーの61階(地上233m)部分、幅わずか1.8mのタワー外縁を歩くというもの 。手すりもないスリル満点な環境ですが、世界初のオーバーヘッドレールシステムを導入しているので安心は保証付き。料金は688パタカ(記念Tシャツ、修了証、会員証、マカオタワーの入場料、ビデオと写真込み)。またスカイウォークのみ予約不要で当日の参加が可能です。

マカオタワーのスカイウォーク

足腰に自信のある人はタワークライムに挑戦!

マカオタワーのタワークライム

タワークライムは、マカオタワーの61階(地上233m)から地上388mの頂上まで、およそ2時間かけて上り下りするもの、しかも頂上までは全長100mの垂直な梯子のみ。 ツアーにはインストラクターが同行するので安心ですし、最大6名様までの同時参加が可能です。料金は1888パタカ(記念Tシャツ、修了証、会員証、マカオタワーの入場料、ビデオと写真込み)。連日11:00、15:00の1日2回のみの催行となります。

マカオタワーのタワークライム

ハーネスを付けて地上までジャンプ!スカイジャンプ

マカオタワーのスカイジャンプ

スカイジャンプは、アジア初、そしてマカオタワー唯一のハーネス付のジャンプです。233mの高さからおよそ時速60kmの速さで、わずか17秒で地上へ到着!2名での同時ジャンプ(タンデムスカイジャンプ)も可能です 。料金は1988パタカ(記念Tシャツ、修了証、会員証、マカオタワーの入場料、ビデオと写真込み)、2名同時の場合は2982パタカ。

マカオタワーのスカイジャンプ

絶景を味わえるタワーは世界各地にあれど、スリル満点のアクティビティを楽しめるのはマカオタワーならでは。お天気のいい日にぜひマカオの景色と空を楽しんでみてください。

※2020年10月1日現在の情報です。掲載の情報は変更となる場合があります。

文=呉奈緒子 ©Macau Tower
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