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今回から3回に渡って「マレーシアのフォトジェニックなスポット」をお届けします。初回は、幻想的な青色が美しいモスクをご紹介します。
マレーシアの首都・クアラルンプール郊外にある、鮮やかなブルーと白のコントラストが美しい「スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク」、通称"ブルーモスク"は、東南アジア最大級の規模を誇り、マレーシアを代表するモスクのひとつです。
直径52mの巨大なドームを取り囲むように、高さ140mの4本のミナレット(塔)が空高くそびえ立ち、その姿は圧巻。ドームは宗教建築の中で世界最大の大きさを誇ります。
マレー建築と中東のイスラム建築が見事に融合した建築様式は、異国情緒たっぷりで、近年は多くの観光客が世界中から訪れています。礼拝の時間以外であれば、観光客も建物を見学して回ることが可能です。
美しい幾何学模様の壁や、大理石の廊下、豪華なシャンデリアや真っ青なステンドグラスなど、イスラム様式の美しい空間が広がる建物の内部は、一見の価値ありです。
ちなみに女性は、入口横の受付でトゥドゥン(頭にかぶる布)とローブを借り、身につけてから入館します。