若葉が茂り、温かい日差しが降り注ぐ、一年で一番気持ちいいこの季節。
夏は人でごった返す葉山エリアも、今の時期は落ち着いており、ゆったり旅をするならベストシーズン。
そんな春の葉山へ、タベアルキスト一行は海を望むビュースポット巡り&美味しいグルメをいただく日帰り旅に出かけてきました。
*「タベアルキスト」とは...
"食" を愛し、全国のおいしい!を探すメンバーであり、「食べる幸せ、探す喜び」をモットーにした食の水先案内人です。
細い道が多く、アップダウンのある葉山の町はバス旅が最適!
横須賀線の逗子駅・京浜急行の新逗子駅の駅前から、京浜急行バスに乗り込み目的地を目指します。
朝食を食べるため、春の爽やかな潮風を感じながら海沿いを走るバスに乗って目指した先は、鐙摺(あぶずり)港のほぼ目の前にある「あぶずり食堂」。
鐙摺停留所で降りて徒歩2分ほどの場所にあります。
昭和32年創業の地元民からヨットの学生、観光客まで利用する海辺の食堂です。
お店の入り口に貼られた黄色いお品書きには、地魚料理からラーメンや丼ものなどバラエティに富んだメニューが書かれています。
ラーメン 550円(税込)
朝ラーメンにもってこいのラーメンは、昔ながらのフォルムで老若男女から世代を超えて愛される懐かしい味わい。
鶏ガラととんこつをベースに、干しえび、しいたけなどを濁らないよう煮込んだスープは、コクがありながらもあっさりとした味わいで、鶏油の甘みが特徴。
縮れた細麺も良くスープと絡みます。
わかめのからしあえ 200円(税込)
オススメの食べ方は、葉山で獲れたわかめを使用した「わかめのからしあえ」をトッピングした食べ方。
歯応えが心地良いたっぷりのわかめとラーメンの相性は抜群です。
さざえつぼ焼(2個) 380円(税込)
2個で380円のお値打ち感がある「さざえつぼ焼」。
味付けは控え目なので、さざえ特有の歯応えと磯の香りが口いっぱいに広がります。
また、肝の苦味が少ないのが特徴です。
しっかりと下処理がされ提供されるので、スムーズに身がツルンと綺麗に出てきます。
味、価格、ボリューム、雰囲気と港の食堂というにピッタリの印象で、満足な朝食を食べることができました。
「あぶずり食堂」
所在地/神奈川県三浦郡葉山町堀内35
JR逗子駅・京急新逗子駅より京急バス海岸廻り葉山方面行約7分
鐙摺(あぶずり)バス停下車 徒歩2分
営業時間/[月~金]10:30~14:30 [土日祝] 8:30~15:30
定休日/無休
電話/046-875-1969
お腹が満たされたら旅本番! まずは葉山マリーナに向かいます。
日本ヨット発祥の地、葉山に立つ伝統のある「葉山マリーナ」では、クルージング体験ができます。
場所は、葉山マリーナ停留所の目の前です。
江の島・裕次郎灯台周遊クルージング 【大人3,300円(税込)】は、裕次郎灯台を経由して江の島を周遊する45分のコースで、
海から湘南の名所を様々見ることができます。
乗船するベイクルーズ葉山Ⅱは定員50名のクルーザータイプ。
現在、京浜急行120周年のイベントに合わせて、特別にリラックマデザインが施されています。
出航して最初に向かうのは、裕次郎灯台と、その奥に見える海に浮かぶ森戸神社の鳥居。条件が良ければ富士山も望める湘南ビュースポットの1つです。
ゆったり進んできたクルージングもここからが本番。
一気にスピードを上げ、江の島を目指します。そのスピードは時速40km!この風を切る爽快感は他の観光船ではなかなか味わえません!
長く伸びる白い曳波がとってもきれい。
道中は様々なヨットを見ることができます。クルージングルートのある海域が、2020年東京オリンピックのヨット競技会場にも指定されており、今後ますます盛り上がっていくとのこと。
なかなか見ることができない、江の島の裏側。
クルーザーのデッキにはスタッフの方がいて、各スポットで解説をしてくれます。写真撮影もしてくれるので、気軽に声をかけてみてはいかがでしょうか。
11:00発の便に乗船すると、ちょうど12時頃にマリーナに戻ってきます。
「葉山マリーナ」
所在地/神奈川県三浦郡葉山町堀内50-2
JR逗子駅・京急新逗子駅より京急バス海岸廻り葉山方面行約5分
葉山マリーナバス停下車 徒歩1分
営業時間/[夏季]平日9:00 ~18:00 土・日・祝8:00 ~18:00
[その他季] 平日9:00 ~17:00 土・日・祝8:00 ~17:00
定休日/火曜日 ※(7月16日~8月31日は無休)(1月~2月 毎週火曜・水曜日定休)
電話/046-875-0002
お昼ご飯には良い時間!
さて、何を食べに行きましょうか。
(~葉山の春を彩る海と食巡り~Vol.2に続く)
※掲載の情報は2018年4月現在の情報です。変更等の可能性もありますので、予めご了承ください。