九州の南部に位置する熊本・宮崎・鹿児島は、ダイナミックな自然と歴史の宝庫。食と温泉、そして人気のパワースポットも多く、変化に富んだ絶景が感動を呼ぶ。心も体も元気になる南九州の魅力を探訪する旅へ出かけよう。
平成28年(2016年)に発生した熊本地震の記録や記憶を後世に伝える中核施設として、被災した旧東海大学阿蘇キャンパス内に令和5年(2023年)にオープン。回廊型のミュージアムには震災遺物の展示、発生当時の状況を生々しく伝えるシアター、震度分布を解説する巨大ジオラマなどがあり、被害の様子や発生のメカニズムを体感することができる。
被災した自動車
被災した旧東海大学阿蘇キャンパス旧1号館。建物の真下を断層が貫いている。震度6強の揺れを受けながら倒壊しなかった建物と断層が一体的に保存されている貴重な遺構
島津氏第29代当主忠義の父・島津久光の別邸として建てられた約160年前の建物を使い、結婚式場やフレンチレストラン、カフェとして生まれ変わったのがマナーハウス島津重富荘。かつて謁見の間だったスペースには「フレンチレストランAUTOMNE(オトヌ)」があり、契約農家の朝摘み野菜を始め、産地や作り手の顔がわかる食材をふんだんに使った極上フレンチが味わえる。風情豊かな庭園を見ながら優雅に味わう繊細な料理は、非日常の世界に誘ってくれる。
<マナーハウス島津重富荘 フレンチレストランAUTOMNE>
住所:鹿児島県鹿児島市清水町31-7
電話番号:099-247-3122
営業時間:11:30~15:00(ラストオーダー13:30)、18:00~22:30(同19:30)
※要予約
入来産の鹿肉を使用したメインの肉料理(ディナーコースのイメージ)
重厚な建物のまわりには約4,000坪の庭園が広がる
シェフ・ド・キュイジーヌの新内彰さん
平成17年(2005年)の台風被害によって廃線になった高千穂鉄道跡を走る60人乗りのグランドスーパーカートは、2,500㏄のディーゼルエンジンを搭載した動力車がけん引する2両編成のアトラクション列車。約5.1km、往復30分と短い区間だが、オープンエアの客席からはレトロな旧駅舎や木々のトンネルなど変化に富んだ景色が楽しめる。圧巻は折り返し地点になっている高千穂鉄橋(高さ105m)からの絶景。深く切れ込んだ渓谷や高千穂の山々が一望でき、この上ない開放感に浸ることができる。
乗り場はかつての高千穂駅。構内ではオリジナルグッズも販売している
高千穂鉄橋からの眺め。シャボン玉を飛ばす演出に歓声が上がる
「南九州でいっぱい遊んでいっぱい休んで、心も体も超回復!」をテーマに開催されているJR九州主催のキャンペーン。連続する3日間、対象エリア内を自由に乗り降りできる「南九州DE超回復!きっぷ」の販売をはじめ、お得に利用できるレンタカープラン、抽選で「D&S列車グッズ」や「D&S列車 36ぷらす3ペア招待券(3組)」などが当たるラリーイベントなどを開催。
*「南九州DE超回復」キャンペーン
開催期間:2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)
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