ハワイのローカルタウン「カイムキ」で食を楽しむ

ALOHA！今回は、ハワイのローカル住民に愛されていますが観光客には何となく通り過ぎられてしまいがちな食の街「カイムキ」についてお伝えしたいと思います。

カイムキはカハラモールで有名なカハラ地区のすぐ手前にあり、ダイヤモンドヘッドから見て山側に位置する地区で、ローカルフードからカフェ、中華、和食、ベトナム料理店まで、様々なレストランが軒を連ねていることから、「食の街」と呼ばれています。
ワイキキからはザ・バスで来るのは少々難しいので、レンタカーで来るのが最も便利でしょう。その際は市が運営する公共駐車場に駐車するのが便利です。

この公営駐車場への入り口はいくつかありますが、一番分かりやすいのは12thアベニューのファースト・ハワイアン銀行を目印にして右折し、すぐ右側にある入り口。写真に見える青い機械のボタンを押してチケットを取ると中に入れる仕組みです。この駐車場は無人で現金を取り扱わないため、必ずクレジットカードを持参してください。クレジットカードでないと支払いができないため、車を外に出すことができません。また駐車場に入る際に受け取るチケットにバーコードがあり、支払いや車を出す際にバーコードをスキャンする必要があるので、なくさないようご注意ください。

駐車場に入ると、ニューヨーク出身のシェフ、リーアン・ウォンさんが経営するブランチレストラン「ココヘッド・カフェ」があるのが見えます。このレストランを目当てにカイムキに来る人も多いんですよ。車を停めたらさっそく散策に行きましょう！

広いカイムキの中でも多くのレストランが集中しているのは、ワイアラエ・アベニュー上の11thアベニューからココヘッド・アベニューまでの間です。お目当ての店が特にない場合は、看板やドア、窓に貼ってあるメニューを見ながら歩いて、良さそうなレストランを選んでみるのもいいですね。

12thアベニューとココヘッド・アベニューの間には、誰でも利用できる作り付けのテーブルとイスがあります。ちょっと座って休むだけでも、おしゃべりするのも、もちろん利用OKです。

さて、私の今日のお目当ては12thアベニューとワイアラエ・アベニューの角にある老舗カフェ「トーク・カイムキ（旧名：コーヒートーク）」。大学生の頃によく行っていたカフェですが、今は街の反対側に住んでいるため、足が遠のいていました。もちろん、今もカイムキ住民のオアシスとして健在です！

今日はここでラテとブルーベリースコーンを楽しみました。スコーンは外側カリカリ、中はしっとりしていて美味！この2つで8ドル25セントです。ワイキキやアラモアナに比べると、食事の代金もかなりリーズナブルなのもカイムキのいいところです。

広いカフェでテーブルも多くあるので、いつ来ても座れないことはまずなさそう。テラス席に座って、道行く人を眺めているのもまた楽しそうですね。美味しそうなペストリーのほか、軽食も楽しめますよ。

カフェを出たら、道の向こう側にあるマラサダショップ「パイプライン・ベイクショップ＆クリーメリー」へ行ってみましょう。

この店には注文の後に揚げてくれるホカホカのマラサダやアイスクリーム、ケーキボムなど、手作りのスイーツが多種揃っています。マラサダは店頭に並んでおらず、注文を受けた後にキッチンで揚げるため少し時間がかかります。好みのフレーバーを告げて会計を済ませた後は、店内で5～10分ほどお待ちください。

この日のランチは、同じワイアラエ・アベニューの並びでココヘッド・アベニュー手前にあるベトナム料理店「ブロークン・ライス」へ。ここはベトナム人オーナーが経営しているこじんまりとしたモダンなお店で、本格派のベトナム料理が楽しめます。この日は「スプリングロール（春巻）・バーミセリ」をいただきました。

このボリュームで14ドルはお得！このお店では現在予約を受け付けていませんので、電話でテイクアウトを注文するか、ランチ時間を少しずらして行けば混んでいませんので、予約なしで来店してください。

いかがでしたか？　カイムキにはここで紹介した以外にもたくさんのレストランがあります。「たまにはワイキキ以外の場所で食事を楽しんでみたい」、「ローカルが通うレストランに行ってみたい」という方、ぜひカイムキまで足を延ばしてみてくださいね！

（店舗情報）
■Talk Kaimuki
3601 Waialae Ave., Honolulu, HI 96816

■Pipeline Bakeshop & Creamery
3632 Waialae Ave., Suite #102, Honolulu, HI 96816

■Broken Rice
3607 Waialae Ave., Honolulu, HI 96816

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