おとぎの国の街並み！ノルウェー トロンハイム

ノルウェーの中でも大きな街で比較的名が知られているのが、西海岸中部に位置するトロンハイム。私が訪れたことのある中でも特にお気に入りの街のひとつです。そんなトロンハイム、観光で訪れても見どころはたくさん！なんといってもカラフルな旧市街の街並みは歩くだけでも胸が弾みます。

トロンハイムには街を囲むように大きな川（Nidelva）が流れているのですが、中心地からその川にかかっているGamle Bybroという赤いはね橋を渡ると、旧市街バックランデ（Bakklandet）という地区に入ります。この地区は石畳の道のサイドにカラフルな色の建物が連なっていて、まさにどこを撮っても絵になります。個人の住宅、小さめのお店、カフェやレストランなどもあるので、ふらっと散策するにはぴったりの地区です。それぞれの建物のドアやお店の入り口が可愛らしいので、たくさん写真を撮りたくなります。

橋から眺める川の景色もまた素敵です。そのまま海に続く川なので、かなり幅のある長めの橋ですが、歩いていても飽きることはありません。私は思わず何度も立ち止まってしまいました。水面が穏やかなときは、両サイドに建ち並ぶカラフルな倉庫が水面に反射して映ります。天気が良ければ青空の下で絶好の写真スポットです。

そしておそらくトロンハイムで1番有名な観光名物が、このニーダロス大聖堂（Nidarosdomen）！11世紀から14世紀に建設されたロマネスク様式とゴシック様式の教会です。外観だけでなく、中もとても見応えがあります。ノルウェーで最も大きく美しいと言われていて、当時は北ヨーロッパ中から信者が巡礼しに来ていたそう。入場料は120kr（約1,700円 ※2022年3月時点）と少し高めですが、時間があれば中までゆっくり観てみることをおすすめします。大聖堂のすぐ隣にはちょっとしたカフェとお土産が売っているお店もありました。

中心地から20分ぐらい歩いたところにあり、個人的に好きなのがクリスチャン要塞（Kristiansten festing）。小高い丘の上にあるので、長い坂道を登った記憶がありますが、距離的には充分徒歩圏内ですし、素敵な街並みを見ながら歩くとあっという間に辿り着きました。そこまで大きいわけではありませんが、静かで落ち着くスポット。丘の上なだけあって見晴らしも最高です。

最後に、ここは観光スポットと言えるかどうか分かりませんが、Egonというレストランをご紹介します。このレストランはノルウェー各地どこにでもあるチェーン店なのですが、トロンハイムにはタワーのてっぺんにお店（Egon Tyholttårnet）があるのです。ゆっくり床が回転していて、お食事をしながらトロンハイムの街を360度見渡すことができます。レストラン自体はわりとカジュアルですが、メニューの種類は豊富で値段もお手頃。中心地からは少し離れているのでバスに乗る方がいいかもしれません。ちなみに中心地にも同じレストランの違う店舗はあるのですが、せっかくなら少し足を延ばしてこちらのタワーEgonを訪れてみてはいかがでしょうか。

トロンハイムには、ここには書ききれないほどたくさんの見どころがあります！ぜひノルウェー旅行の目的地のひとつに加えてみてくださいね。