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ブルックリンで今注目を集めているブルワリー3選

海外現地ライター便り
2022年02月28日
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海外旅行
旅行記

ニューヨークでは、ブルワリー(ビール醸造所)が有名なのをご存知でしょうか?その大きな理由の一つは、ニューヨーク市へは、キャッツキル山地という美しい自然から綺麗な水が引かれている為、その水を利用して美味しいビールが製造できるというわけです。

ニューヨーク市の中でも、ブルワリーが圧倒的に集中しているのがブルックリン。週末はもちろん、平日の会社帰りにブルワリーで一杯!というのがブルックリン風。そんなブルックリンで、今もっとも注目を集めているブルワリーを3カ所ご紹介します。

1. スリーズ・ブルーイング(Threes Brewing)

スリーズ・ブルーイング

ここの素晴らしいところは、何と言っても豊富なラインナップ。女性におすすめしたいものは、パッションフルーツのようなトロピカルな味わいの「The Things We All Do(ザ・シングス・ウィ・オール・ドウー)」。あっさり、そして同時にコクのあるビールがお好きな方には「Mexican Lager(メキシカン・ラガー)」。そして「Hazy IPA(ヘイジー・アイピーエー)」はこのお店の一番人気で、IPAなのに苦味が少なく柔らかい味わいが特徴。

大抵のブルワリーではおつまみ程度の食べ物しか提供していないのですが、ここでは出来立てのハンバーガーやチキン・サンドイッチなどお料理が美味しいことでも有名。雰囲気の良い店内でいただくのもいいですし、裏庭も開放感がありお洒落で素敵。冬の間はストーブ付きのテントが利用できます。

Threes Brewing
333 Douglass St, Brooklyn, NY 11217

2. アザー・ハーフ・ブルーイング(Other half Brewing)

アザー・ハーフ・ブルーイング

ブルックリン発祥のこのブルワリーですが、ワシントンDCやマンハッタンにも店舗があります。4年前にはニューヨーク州北西部フィンガーレイクスにも店をオープンさせ、広大な農地を使ってビールの大麦栽培を始めたことでも有名。ブルックリン店舗は、お洒落なレストランやバーが多いグワナス運河地帯の近くに位置します。

アザー・ハーフ・ブルーイング

マンハッタンが一望できる地下鉄の駅を降りると、昔の工場跡が見えてきてノスタルジックな気分に。こちらのブルワリーもラインナップが豊富なので何を注文しようか迷ってしまうのですが、個人的にはラズベリー・スムージーの「Raspberry sour(ラズベリーサワー)」がお気に入りです。

お店の人もとてもフレンドリーなので、迷った時はぜひ試飲をさせてもらいましょう。好みを伝えてスタッフに選んでもらうことも可能。缶入りのビールも販売していて、その場で新鮮なビールを詰めてもらい持ち帰りもできます。Tシャツやビールジョッキなどのグッズも豊富。

Other Half Brewing
191 Centre St, Brooklyn, NY 11231

3. ビッグ・アリス・バレルルーム(Big aLICe Barrel Room)

ビッグ・アリス・バレルルーム

地元の人たちの人気スポットである複合商業施設「インダストリーシティー」内に位置するブルワリーで、ブルックリンのクリエーター達が集まる空間となっています。苦味の好きな方には「Queens ridge IPA(クイーンズ・リッジ・アイピーエー)」、女性なら甘みと酸味がクセになる「Cranberry citrus sour(クランベリー・シトラス・サワー)」がおすすめ。

ここでは、なんとビールの樽にもこだわり、自ら製造していることで有名。店内にもビール樽が置かれているので、ブルワリーの雰囲気が味わえます。インダストリーシティーの他にも、クイーンズとニューヨーク州北西部フィンガーレイクスにも店舗あり。

Big aLICe Barrel Room
52 34th St, Brooklyn, NY 11232

以上、ブルックリンで今注目を集めているブルワリーをご紹介しました。ブルワリーというと敷居が高そうなイメージがありますが、実はどこもフレンドリーで落ち着いた空間なのです。皆さんもニューヨークを訪れた折は、ぜひ出来立ての新鮮なビールを味わってみてください。

※2022年2月現在の情報です。掲載の情報は変更となる場合があります。

文・写真=トワンブリー
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